アイドルグループ『Hey! Say! JUMP』伊野尾慧が4月8日に東京建物 Brillia HALLで主演ブロードウェイミュージカル『ハネムーン・イン・ベガス』(演出:小山ゆうな)取材会を俳優・松田るか、岸祐二、霧矢大夢、小山氏とともに開いた。
映画『ハネムーン・イン・ベガス』をミュージカル化した作品。ラスベガスとハワイを舞台に、主人公・ジャックとジャックの彼女・ベッツィの結婚までのドタバタな恋愛騒動を描くコメディミュージカル。
2015年に上演された舞台『カラフト伯父さん』以来、9年ぶりの舞台出演にして初ミュージカルとなる伊野尾。実はミュージカル初挑戦はあまり乗り気ではなかったようで「33歳で新しいことにチャレンジするというのは結構緊張感があるんです。普段『Hey! Say! JUMP』で歌を歌わせて頂いていますけど、普段は力強いメンバーがいて7人に支えられて歌っているので、ぜんぜん違うんです。歌に対する不安があって、最初は大丈夫かなって心配がありました」と、不安な気持ちでいっぱいだったという。
そんな伊野尾がなぜミュージカルに挑戦しようと思ったかといえば「マネージャーさんから、この作品はミュージカルの中でも、そんなに曲は多くないよとお話頂いて、それなら頑張ってみようかなと思ったんです」と、歌う曲数だったのだとか。しかし、「台本をもらってメンバーのミュージカル経験者の髙木(雄也)にちょっと見てもらったら、『いや伊野尾くん、これはめちゃくちゃ楽曲多いよ』って言われて。これはダマされているんじゃないかなと思ったんです」と、驚いたそう。それでも、きょうこの場に立っていて「今思うとダマされて良かったなって思います」と、いい経験になったようだった。
その曲の部分へは猛練習を積んだ様子を見せており、本格的なけいこに入るだいぶ前から「わがままを言わせて頂いてなるべくけいこに早くさせてもらって」というと、小山氏は「だいぶ前からなんです。それに、けいこ場で誰よりも遅く残って」と暴露し、こにれは伊野尾も照れ笑い。
なぜそんなに頑張ったのかへ伊野尾は「みんなびっくりするぐらい歌がうまいんです!」とコメントを残しており、置いていかれないためだったのか、負けず嫌いだったのかな含みを残していた。そんな伊野尾を周囲も助けてくれたようで、「学校みたいな環境で頑張らせて頂きました。霧矢さんをはじめ、たくさん経験を積まれている方々が多くて、日々アドバイスを頂きました」と、感謝していた。
そして、「初めてのミュージカルというもので本当にドキドキです。観てくださった方が楽しかった1日になるように、公演をしていければ。お持ちしています」と、メッセージを寄せていた。
ブロードウェイミュージカル『ハネムーン・イン・ベガス』東京公演は4月9日から4月29日まで東京・東京建物Brillia HALLにて、大阪公演は5月6日から5月19日まで大阪・SkyシアターMBSにて上演予定!
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ