俳優・杉咲花が4月17日に都内でファンケル『toiro』新CM発表会に登場した。
ファンケルが“肌ブレ”と提唱する不規則な生活習慣や睡眠不足で肌の調子を崩しやすい30歳前後。その30歳前後に向けたスキンケアシリーズとして『toiro』を開発し、杉咲はそのイメージキャラクターを務めることとなった。
CMも制作され4月18日からは杉咲出演の『一人十色篇』も全国放送予定。本CMでは7つのシーンにあわせた顔を見せており「かなりタイトスケジュールで撮ってました」と、バタバタだったようだが「楽しみました。今回どういう顔で捉えたら良いんだろうって、優しい時間が流れていて幸せでしたね」と振りかる。
製品を使ってみて、「肌に優しく浸透するのに、保湿も続くような感じで、肌はこの『toiro』に任させられるというのが嬉しいなって」と使用感とともに話す杉咲。
続けて、CMの話題へ。お気に入りシーンは「ランニングしている場所は家から近くて、私も走ったことがある場所なんです」と、思わぬ偶然に喜んだという話や、演じていて苦労したシーンへは、「カラオケで仲のいい友達にグチを言うシーンで、結構感情の発露が見えるじゃないですか。その感情をどこまで出して良いのかが大変でした」と、振り返っていた。
そんな7つのシーンの感情を演じて、「人っていろんな顔があって、多面的だと思うので、カテゴライズができないと思います」と自身の思いを話すとともにCMへは「役に入っていると言っていいのかわからないですけどどんな場面でも、その人が一生懸命生きているというのというとても愛おしいCMだなって感じていて、そんなCMに関われて幸せでした」と、撮影の話につなげていた。
トークショーでは、杉咲のパーソナルな部分に次々に切り込んでいく様子が。何もしたくないときのルーティーンとして「音楽を聴くと引っ張ってもらえる感じがしていて、日常的に救われています」と、音楽の重要性を話したり、深夜にどうしてもお菓子などが食べたくなった際には、「本当にたまに、こんな時間に……ということがあるんです。そういうときは自分の声に従うようにしています」と、我慢しない方であることを告白。
さらに、昨日の夜にした“プチ後悔”として、『バスタオルをたたみたかったけど睡魔に負けて諦めてしまいました』とフリップで発表し、「その日のことはその日に終わらせたいとは思うんですけど……(苦笑)。まさに昨日こんな感じで、いま洗濯機の上にバスタオルがあります。頼みたかったなーと思いながらも、帰ったらやりたいと思います」と、反省。さらに「どうしても眠いときに、お化粧を落とすのにシャワーでジャーってやっちゃうこともあって」というのも後悔しながら化粧を落としているそうだ。
ほかにも、今年挑戦したいことへ「ハーフパンツをはきたいと思っています。普段はいていなかったんですが、去年の暑すぎる日に1日だけはいて快適だったんです。けれど、ちょっと恥ずかしいなと思ってやめてて……。今年ははいてみようかなって」と、照れ笑いしながら話していた。
そして、「この化粧品を使うと自分の軸は保たれたままでいられるんだという1つの自信になるんじゃないかなって思います。『toiro』があれば肌はきっといつでも大丈夫。何かで自信が持てるともう1歩歩み出せる気がするし、新しいチャレンジもできるような気がして。そういうふうに自分を肯定できたら相手のことも肯定できるんじゃないかなって思うんです。そういう優しい輪が広がったらいいなって」と、気持ちを伝えていた。
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ