タレント・有村藍里(27)が19日、都内で生理周期連動型パーソナル美容アプリ『LunaRitta(ルナリッタ)』1周年記念イベントを開いた。
同アプリは今回フェイクドキュメントドラマ『プロデューサーK』に使用されていることから、会見も同ドラマを軸に開催。同作は漫画家・日向琴子氏の実体験を下敷きに描かれたマンガ『ヤセなきゃクビ!人生がけっぷちダイエット』が原作。石黒賢演じるプロデューサーKが作るダイエット番組ができるまでを描いた作品で、一昨年には高橋ユウが出演したその第1弾のDVD&ネット配信が好評を博し、昨年7月にさとう珠緒と『仮面女子』神谷えりなが実名の本人役で出演しダイエットにも挑み、見事美ボディをゲットしたという、現実での結果も出ている作品だ。
有村にとっては本作が初ドラマ出演にしてしかも自分役とあって「本人の役だったけど演じるという部分もあって難しいと感じました。本当に本人役だと1言もしゃべらなくなっちゃうので、私らしさもありつつでした。全力でぶつかったという感じです」と、気合が入ったものだという。
撮影期間は1週間ほど。共演者らへ、「みなさんすばらしい役者さんです。私なんかが同じ空気吸ったら悪いなと持っちゃうくらいで恐縮して、なかなかお話できなかったんですけど、その演じ方とか勉強になりました」と、背中を見て感じるものがあったという有村。それでも、主演の石黒から演技のレクチャーを受けたようで、「台本に『……』と書いてある部分の感情の出し方とかですね」と、思い出も。そのドラマラストシーンでは台本なしの自身の生の気持ちをぶつけるシーンもあるそうだ。
妹の有村架純は本作の出演へ「良かったね!」と喜んでくれたそうだが、藍里としては「ドラマが初めてで、システムとかいろいろ分からなかったのでほしいリハーサルがあるとしたらとか、そういうとこに台本は覚えていったほうがいいの?とかのアドバイスをもらいました。どうやってセリフ覚えるのとか基本的なことですが、『長くやっていくと自然と身につく』と言ってました」と、姉妹の間にあったやりとりを披露することも。
ちなみに、架純からは生活にも口を出してくることもあるそうで、「ケアを私が怠っていることが多かったんですけど、それはちゃんとしたほうがいいよと怒られました。それで、妹がこういうの使ってみたらと言われましたね」と言われたこともあるのだとか。そこで記者から妹から怒られることはほかにもないかと質問が飛ぶと、「一緒に実家で過ごしているときは、服の貸し借りでケンカをしたりしてましたけど、いまはお互い離れて暮らしているので何もなくて、たまに遊びに行ったりします」と、程よい距離感で付き合っているそうだ。
記者たちから、目標とする女優への質問も飛んだが、「石原さとみさんの舞台を見せて頂いて感激して、憧れています」と、挙げると報道陣からは「妹さんじゃないんですね?」と、イジる声も飛んだが、「『女優・有村架純』として尊敬しています。『ビリギャル』が1番好きで泣きました。家族には笑われましたけど(苦笑)」とのことだった。
また、会見では有村出演のドラマの映像も一部公開されたが、石黒をはじめ、南沢奈央、下野紘、前田公輝、森永悠希といった“チームK”の姿もしっかり映し出されることも。とくに下野は本作でははっちゃけナレーションで観るものを楽しませているが、実写パートでも「いまはじまったぁぁーーー!!」と絶叫しているシーンもあったりと、さらに楽しめそうな仕上がりを予感させていた。