『第四十九回菊田一夫演劇賞』の受賞者が5月8日発表された。
菊田一夫演劇賞は、1975年に日本の演劇界に偉大なる足跡を残した菊田一夫氏の業績を永く伝えるとともに、菊田一夫氏の念願であった演劇の発展のための一助として創設された演劇賞。大衆演劇の舞台ですぐれた業績を示した芸術家(作家、演出家、俳優、舞台美術家、照明、効果、音楽、振付、その他のスタッフ)を表彰する歴史ある賞として知られている。受賞者は選考委員会より賞状と、正賞の盾と副賞の賞金(大賞:100万円、演劇賞及び特別賞:50万円)が授与される。
以下、受賞一覧
■ 菊田一夫演劇大賞
「ラグタイム」上演関係者一同(「ラグタイム」の高い舞台成果に対して)
■菊田一夫演劇賞
◯柿澤勇人(「スクールオブロック」のデューイ・フィン役、「オデッサ」の青年役の演技に対して)
◯宮澤エマ(「ラビット・ホール」のベッカ役、「オデッサ」の警部役の演技に対して)
◯三浦宏規(「のだめカンタービレ」の千秋真一役、「赤と黒」のジュリアン・ソレル役、「千と千尋の神隠し」のハク役の演技に対して)
◯ウォーリー木下(「チャーリーとチョコレート工場」「町田くんの世界」の演出の成果に対して)
■菊田一夫演劇賞特別賞
前田美波里(永年のミュージカルの舞台における功績に対して)