コントの祭典『キングオブコント2024』エントリー記者会見が5月中旬に東京・TBS局内で開かれお笑いコンビ『カゲヤマ』タバやん。と益田康平、『ザ・マミィ』林田洋平と酒井貴士、お笑いユニット『ダウ90000』蓮見翔と園田祥太と飯原僚也と上原佑太と道上珠妃と中島百依子と忽那文香と吉原怜那、『ななまがり』森下直人と初瀬悠太、『ロングコートダディ』堂前透と兎、さらに第16代キングに輝いた『サルゴリラ』児玉智洋と赤羽健壱もゲストとなった。
今年も『キングオブコント』が開催され第17代キングの称号と優勝賞金1000万円をめぐって熾烈な戦いが繰り広げられる。エントリー期間は5月16日から6月30日まで。プロ・アマ、所属会社の有無はなく、芸歴の制限はなし。2人以上のユニットに限る。即席ユニットでの衆生可能、同人物が異なるユニットで複数エントリーはできない併願エントリーは不可というルールとなっている。
本日そろった芸人らは以前から参戦を表明している者たちとあって、午前中からの会見となったが意気も高い者たちばかりとあって、司会の日比麻音子アナウンサーからの「優勝したいか~」のあおりに、スタジオ内も「おー!」の声がこだまする。
赤羽は昨年の優勝後の反響に「一晩でオファーが50件以上来て。僕は実家ぐらしだったんですけど、一人暮らしをできるようになりました!」といえば、児玉は「僕はNISAを始めました」と、夢があるのかどうなのか……微妙な線に一同ツッコミを入れてわいわいと盛り上がる。
昨年準優勝だった『カゲヤマ』は張り合うように、昨年準優勝によって、益田は「60件くらい仕事が来て。きょうも『ラヴィット!』終わりできょう来ました」と、『サルゴリラ』より10件仕事を盛りだす。すると赤羽が負けじとコントライブをしたさいに「『カゲヤマ』から3つ花が届いたんです。コンビと個人にそれぞれで」と、いい話になるかと思いきやその3つともに、『準優勝カゲヤマより』って入っていて」と、主張の強さに少し呆れてしまったという落ちがつく様子も。この文言を入れた理由として、益田は「ゲン担ぎというか俺等は今年動き出してるぞという気持ちでした」と、釈明。そして意気込みとして、益田は「われわれ優勝します。申し訳ございませんでした」と、早くも優勝宣言の土下座を披露して大喝采を受けていた。
堂前はすでに21本ネタ用意していることや、蓮見は日比アナから「注目度ナンバー1と言われている」と紹介された『ダウ90000』が「僕らだけ決勝に行ったことないんです。賞レース結果を残せてないんです。『THE W』も『R-1グランプリ』も『M-1グランプリ』も出ているんです。でも、仮装大賞しか出られなかった」と、念願の賞レースの戴冠を口にする。しかし、赤羽は平均年齢25歳の『ダウ90000』へ「僕らは40代なんで20年はもぐってほしい」と“呪いの言葉”を伝えていた。
『ななまがり』は初瀬がサングラスをかけだし“あべこうじ”のモノマネ(?)を始めたりと自由にしていたり、『ザ・マミィ』は2021年に『キングオブコント』準優勝となったもののここ2年は準決勝止まりと3年ぶりに決勝の舞台へと意気込んでいた。
※記事内写真は大会開催までに事前レギュレーションにより削除予定
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ