俳優・杉咲花主演で萩原利久、豊原功補、安田顕ら共演で6月21日より全国公開予定の映画『朽ちないサクラ』(監督:原廣利/配給:カルチュア・パブリッシャーズ)。本作のキャラクター映像が5月25日に公開となった。
『孤狼の血』、『佐方貞人』、『合理的にあり得ない』など数々の作品を手掛けている作家・柚月裕子氏の同名小説が原作。県警の広報職員という、本来は捜査する立場にないヒロインが、親友の変死事件の謎を独自に調査し、事件の真相と、次第に浮かび上がる“公安警察“の存在に迫っていく異色の警察小説となっている。主人公の県警・広報職員で26歳の森口泉役を杉咲が演じる。萩原は泉に好意を寄せる同期の警察官・磯川俊一役を演じる。
解禁されたのは登場人物それぞれが抱える“葛藤“にフォーカスしたキャラクター映像。
県警広報職員で主人公の森口泉は、地元新聞のスクープで警察の不祥事が明るみになったことを新聞記者の親友がリークしたからではないかと疑う。そして、親友は喧嘩別れしたまま何者かに殺害されてしまう。自分が疑ったせいで親友は殺されたのだと自責の念を抱える泉。「嫌です、じっとなんてしていられません」と捜査権の無い泉が「私が犯人を捕まえてみせる」と強い信念をもって自ら立ち上がり真相を捜査することを決意する。
泉の警察学校の同期で年下の生活安全課に勤務する磯川俊一は、好意を寄せる泉に「僕も協力します」と一緒に捜査することを告げる。しかし、捜査をしていく内に警察官としての“正義”に翻弄されていく磯川、それでも泉への「思いっきり笑ってほしい」という一途な思いを強くしていく。
梶山浩介(豊原功補)は、ストーカー殺人と泉の親友・津村千佳の殺人事件を捜査する捜査一課長のベテラン刑事。「お前の周りで二人の女が死んだことになるな」と問いただす相手は……。そして、真向から事件と向き合い、犯人を捕まえることが“正義”とする梶山の「もう隠す必要はない」という言葉の真意とは。
泉の上司・冨樫隆幸(安田顕)は自分を責めながら捜査する泉を見守る。自らも忘れられない過去を抱え「今でも自分を責めない日はない」と葛藤し続ける。そしてその過去は「綺麗事じゃあ、国は守れん」と冨樫の信じる“正義”へと繋がっていく。
最後に、新聞記者の津村千佳(森田想)、生活安全課の磯川の先輩・辺?学(坂東?之助)、千佳の上司で米崎新聞社の記者・兵藤洋(駿河太郎)、千佳殺害の捜査線上に浮かびあがる浅羽弘毅(遠藤雄弥)、公安の警察官(和田聰宏)、千佳の母親・津村雅子(藤田朋子)の姿も映し出され、誰が真相の鍵を握っているのか謎が深まるキャラクター映像に仕上がっている。交錯するそれぞれの“正義”――。信じるべき“正義”とは何なのか。そして、複雑に絡み合う事件の真相に隠された巨大な闇、そしてその先にあるものとは……。
映画『朽ちないサクラ』は6月21日よりTOHO シネマズ日比谷ほか全国公開予定!
■YouTubeリンク
https://www.youtube.com/watch?v=F2hWo1H4xuU
■森口泉
https://youtube.com/shorts/n8Zxut1qo2M?feature=share
■磯川俊一
https://youtube.com/shorts/5XXnhLLqYYE?feature=share
■梶山浩介
https://youtube.com/shorts/RBgcGwCxFr0?feature=share
■冨樫隆幸
https://youtube.com/shorts/h9Fwi4VWVlc?feature=share
※記事内画像は(c)2024 映画「朽ちないサクラ」製作委員会