アニメーション『ニンジャバットマン』トークショーが3月25日、東京・ビッグサイト内で開催中のAnime Japan2018内BLUE STAGEで開かれキャットウーマン役・加隈亜衣、岩浪美和音響監督が登壇し、司会は映画評論家・杉山すぴ豊が務めた。
DCコミックスの人気キャラクター・バットマンたちがゴッサムシティから、日本の戦国時代にタイムスリップしてしまい、悪との戦いを繰り広げるバットマンの最新作プロジェクト。アニメーション制作は神風動画が担当し、水﨑淳平監督、脚本を担当した中島かずき氏、キャラクターデザインは岡崎能士氏が務める。さらに、現代のハイテクから切り離されたヒーローの声優を山寺宏一、歴史改変を目論む最狂の愉快犯の声優を高木渉が演じるなど豪華布陣にもなっている。
イベント開始直後にはさっそく、30秒の初だしPVが上映されることとなったが、岩浪音響監督は「PAさん音大きめでね」と、音へのこだわりを見せ、雰囲気満点ななかでのものに。
続けて岩浪音響監督はキービジュアルのバットマンに「ニンジャじゃねぇじゃん戦国武将という感じで。でも、ちゃんとニンジャになります」と、予告したり、脚本を担当した中島氏へ、「中島さんがアメリカ人に『これでもくらえ!』という気持ちで、悪く言えば非常にバカバカしい、良い良い方をすればこれぞバットマンだと。今言えるのは確実に面白いよと言えますね」と、楽しみになるようなコメントも。
アニメーション制作が神風動画で監督も水﨑淳平とあって、岩浪音響監督は「加隈さんと私でポプテピピックみたいですね」と、加隈と立って横に並び加隈も「なんだよー」と、それっぽく声を出し楽しげな一幕も。
続けて、出演声優の話題になると岩浪音響監督は「高木渉が好きにやってました」と話したり、ゴリラ・グロット役の子安武人へは、「ゴリラも良いセリフがあるんだよ(笑)。それビーストウォーズだろ!っていう。中島さんボケすぎって!」と、こちらも楽しみになるような出来のようだ。
そして音響の話へ。岩浪音響監督が「加隈さんのセクシーさが」といえば加隈も頑張りました(苦笑)。負けないようにというのと精神面でつらかったんですけど、世界観というのも格好いい世界観だと思っていたんです。格好いいけど、ぶっ飛び加減を理解してなくて、終わった後の高揚感を感じてもらえるところもある。おバカ加減と、ぶっ飛び加減、その熱量にキャットウーマンがどう応えたらいいかという気持ちで」と、演じる上で少々困惑する部分もあったという気持ちを。
ちなみに、岩浪音響監督によると本作は特別音響の『時空震サウンド』上映も予定しているといい、どの劇場でやるかは『劇場版 ガールズ&パンツァー』を引き合いに「“戦車”知ってる人は分かるな(笑)」とのことだった。
終盤には本編冒頭4分の公開がされたりした後に、加隈から「この劇場版子供から大人まで楽しめる。海外でも楽しめます。私、バットマンをあまり知りませんが楽しかったですし、、歴史詳しくなくても楽しめます、感覚でも楽しめますし知識があっても楽しめる。ぜひ劇場で体感してもらって感想を楽しみにしています。
『ニンジャバットマン』は6月15日より全国公開!