津田健次郎 第2回「キミコエ・オーディション」見届人に就任!声優人生のはじまりや役者のあり方など思いたっぷりにトーク

津田健次郎 第2回「キミコエ・オーディション」見届人に就任!声優人生のはじまりや役者のあり方など思いたっぷりにトーク2

『キミコエ・プロジェクト スペシャルステージ』が開催!

 声優・津田健次郎、飯野美紗子、岩淵桃音、片平美那、神戸光歩、鈴木陽斗実、田中有紀が3月25日、東京・ビッグサイトで開催中のAnimeJapan 2018内BLUE STAGEで『キミコエ・プロジェクト スペシャルステージ』に登場した。

 『キミコエ・プロジェクト』とは東北新社グループがタッグを組み、さまざまなジャンルで活躍できる新世代声優発掘・育成を目的としたもの。2016年に第1回オーディションが開催され、3000人のなかから飯野、岩淵、片平、神戸、鈴木、田中の6人がデビューを果たし、声優ユニット『NOW ON AIR』として、昨年8月にはアニメーション映画『きみの声をとどけたい』に出演し話題となった。

 ステージでは『第2回「キミコエ・オーディション」』が開催されることが発表!今回は、新人男性募集といいアニメ・舞台・映画などで活躍できる人材を求める。第1回参加者として飯野は、「切磋琢磨でお互いを見つめあえる時間だったのではないかなって感じています」と、コメントを寄せた。

 このオーディションからデビューまでの見届人に津田が就任。津田はまだ何をするか詳細を知らされていないそうだが、今回の起用へ「本当にビックリしました。僕にそんなことをやらせて頂いて良いんですかって。大役なんだなって」と、武者震いしたのだとか。第1回のオーディションの映像なども事前に観てきたという津田は「とても興味深かったですね。もちろん僕も駆け出し時代があるので、オーディション参加者の方々が泣いたり苦しんだりしているのを見て、新人ってキツイよなっていうのが蘇って来て、ひと事じゃなかったです(苦笑)。だから、しっかり見届けさせて頂きます。どういうサポートができるのかとか全然分からないですけど、何か力になることができればと思っています!」と、意気込んだ。

 会見では、6人から津田へオーディションを受ける方々のためへの質問が殺到。まずは飯野から役者を目指したきっかけについて質問が上がったが、「割と若いころから実写映画とかを観ていて、作る方で映画にかかわることをやりたいと思って高校を過ごして、大学に入って演劇専攻というところに入ったんです。でも、どういうものを作りたいのかというのが分からなくて、それでも表現したい。それで俳優に興味を持つことになって、舞台の養成所を受けたんです。そうしたら受かってしまって、舞台のけいこをするようになってメチャクチャ厳しかったんですけど、面白かったんです。こんなにおもしろい世界があるんだっていうので、そこから役者人生が始まりました」と、自身の経歴を回想。

 岩淵からは自身がオーディションを受けるときに大切にしていることはないかと尋ねると、「あらためてこういう質問が来るんですよね」と、逆に新鮮な質問だったようで、「役とか前情報を頂くことがありますけど、それプラス僕にしかできない表現があればいいなと思っています。こういう形がきっといいんだろうなというのもありますけど、この言葉が僕の心に響くんですよねって。いろんな考え方があると思いますけど、僕はそういうふうに思いますね」と、表現ということへ持つ思いも。

 役の引き出しを増やすために実践していることへは、「どういうふうに生きているかというのに尽きると思います。何に苦しんでとか、役者に深みを作っていくのかなって、そういうのは日常にしかないじゃないですか。俯瞰的に見ることも大事ですし、あとはバリバリ体験していく。論理的になりすぎると自分が置き去りになっちゃう気がするんです。僕らの仕事はフィクションを自分のこととして体験していくか。どういう体験をしていくか。なんかそういうことが役者の宝になると思うんです。面白いお芝居する人って、話してみると面白いんです。いろんな体験をしていらっしゃったりいろんな感情を持っていて、面白い考え方されます。職業に限らず、なんか面白いんですよね。役者はそれが色濃く出る仕事だと思います」と、自身の中の思いを披露した。

 さらに、津田としては「やっぱり実戦ですね。最初はうまくいかないですけど、実戦で体感していくうちに覚えてくるんです。なぜなら、覚えないとヤベーから(笑)。覚えていくスピードは実戦の方が早いですよね。リハーサルはあくまでリハーサルですけど、そこにいかに観客がいてとか、切実であればあるほど早いと思いますね」と、痛い目に遭いながらでも進んでいくことをオススメしていた。

 そして最後に津田から「男性の若いみなさん、興味のままに応募して頂ければと思います。可能性は広がっていきますし、うまく行こうが行くまいが、一歩踏み出さないと、何も広がらないので。声優や俳優に興味はなくても『キミコエ・オーディション』に興味を持った方は、どういう人生を歩んでいくのかの見届人として見守ってもらえれば。大きく発表できるように参加させて頂きたいと思います」と、呼びかけていた。

 第2回「キミコエ・オーディション」の応募日程や詳細は今後、公式サイトなどでアナウンスされる。なお、オーディションでの合格特典は『東北新社製作のオリジナルアニメーションへメインキャストで出演』『オフィスPACに所属』『オーディション中から合格後まで映像テクノアカデミアがレッスンを完全サポート!』となっており、今後も特典は追加を予定している。

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