俳優・高畑淳子、剛力彩芽、水野勝、凰稀かなめ、藤原紀香、長塚京三が5月31日に都内ユナイテッド・シネマ豊洲で映画『お終活 再春！人生ラプソディ』（監督・脚本：香月秀之／配給：イオンエンターテイメント）初日舞台あいさつを香月監督とともに開いた。
2021年に公開された映画『お終活 熟春！人生、百年時代の過ごし方』の続編。第2弾とある本作では“再春”をテーマにした“終活”を描いており、生前整理だけではなく、やり残したことを行っていくことが特徴。前作に出演している高畑、剛力、水野、本作から参加の凰稀、藤原、長塚と多彩なキャストで送る。
上映後に登壇したキャスト陣。高畑は本作でシャンソンを披露しているそうだが、司会からそのことを振られ、拍手をもらう様子が。これに高畑は気恥ずかしかったのか、後ろのスクリーンに超接近して苦笑い。なお高畑に出演をしてもらうために、香月監督は、出演ハードルを下げるため自身で曲を下手に歌い、「それくらいでいいから」と説得したのだとか。その裏話を知った高畑は目を見開いていた。
凰稀は本作出演を機に認知症介助士と介護予防健康アドバイザーの資格を取得。「資格をとった2つで仕事をしようと思ってなくて両親のためにとったんです。実際にいつか自分がそうなるときに早めに出る方もいると思うので、そういう人たちがもしいたら優しく話しかけてもらえればいいと思います」と、優しさあふれる話を繰り広げた。
イベント後半は、「私の青春時代こんなにも輝いてました」のエピソードなどを写真パネルとともに紹介していくコーナーを開催。高畑は高校時代の写真を披露。その頃に好きな人は？と司会が振ると「陸上部に長野くんって男の子がいたんです。長野くんの前でしゃべれるようにと思って、演劇を始めたんです。それでいまこうなっているんです」と、まさかの俳優を目指すきっかけが飛び出し、観客たちを笑わせていた。
さらに、藤原はミス日本に出演した初だしという写真を披露。夫の片岡愛之助は見ている？という問いかけに、「愛之助は見てないと思います」と、相当にレアなものであることを明かしたり、長塚は劇中にも登場したという若かりし頃の写真をお披露目し、観客たちを唸らせていた。
そして高畑から「連れ立ってみて、大いに楽しんでみてもらえれば。おしゃべりは大事です。引きこもりがちの人がいたら声をかけてもらえたりすれば」と呼びかけていた。
映画『お終活 再春！人生ラプソディ』は公開中！
