神木隆之介「ギャラクシー賞」授賞式に!「嬉しい気持ちでいっぱい」とニッコリ

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笑顔で手を振る神木(撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ)

 俳優・神木隆之介が5月31日に都内で『第61回ギャラクシー賞』授賞式に個人賞を受賞したことから登壇した。

 『ギャラクシー賞』は、テレビ、ラジオの番組、関係者といった放送文化の発展と向上に貢献した番組や個人、団体等を称える賞として毎年放送批評懇談会が開催している賞となる。神木は2023年4月から半年で放送された連続テレビ小説『らんまん』(NHK)を植物学者の槙野万太郎役で主演し、その演技を評価され個人賞を受賞となった。

 その選評では、「万太郎の波乱万丈の人生を、ストイックでありながら、どこか愛嬌(あいきょう)のある表情豊かな演技で演じ切り、“雑草という草はない”という万太郎の一貫した思想に説得力と彩りを与えました。男性主人公は難しいと言われる連続テレビ小説を成功に導いた素晴らしい演技をたたえ、個人賞を贈ります」としている。

 会場後方からスポットライトを浴びて登壇した神木。

 壇上で「素晴らしい賞を頂くことができて、本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。これも監督、全スタッフさんが本当にいっぱい支えてくださって、そして長期間の撮影でしたけども、本当に助けて頂いたからです。ほんとに感謝の気持ちでいっぱいです。それ『らんまん』という作品が、こんなにお客さまに愛していただいてるんだなと、今すごく改めて実感しております。すごく嬉しい気持ちでいっぱいです」と、笑みを見せた。

 そのスピーチの締めくくりで、ギャラクシー賞のトロフィーにあたるバードマンの名前がどうしても出てこなかったようで詰まってしまう一幕もありつつ「きょうはこの子と寝ます!」と柔和な笑みを浮かべて会場を沸かせた。

 連続テレビ小説ではあまり見ることの男性が主人公だったがこのことに神木は「最初のお話をいただいた時には、気になってたんです」といい、聞いてみたそう。すると「『題材やテーマで決まるので意識しないで伸び伸びと演じてもらえると嬉しいです』と言って頂いたのを聞いたので、その点は何も気にせずにでした」と、裏話を。

 表現したかったことはある?との問いかけに神木は「誰かの一生を演じることはめったになく、初めてに等しいので、草花をどういうふうに好きになって、夢中になるのか。誰と出会って、時代をどういうふうに歩んだというのは槙野万太郎という人間の生き様を表現できたらと思って。とにかくみなさまが楽しんでもらえたらいいなと思って演じていました。それを意識していました」と話していた。

 取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ

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