会見中なにげなく視線を振る永瀬（撮影：水華舞 （C）エッジライン／ニュースラウンジ）
アイドルグループ『King & Prince』永瀬廉が6月18日に都内で主演のNetflix映画『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』（監督：三木孝浩）配信記念イベントを俳優・出口夏希、三木監督とともに開いた。
作家・森田碧氏のベストセラー『余命一年と宣告された僕が、余命半年の君と出会った話』（ポプラ社）をNetflix映画として映像化。小説投稿サイトに投稿されていた本作が編集者の目に留まり“タイトルで筋がほぼわかってしまうにもかかわらず、号泣する”と書籍化され、シリーズ累計50万部を突破する反響を呼んでいる。永瀬は突然余命を宣告され、いろいろなことを諦めながら淡々と日々を過ごす中で、運命の恋に出会うことで再び人生に希望を見出していく主人公・早坂秋人役、ヒロイン・桜井春奈役は出口夏希が演じている。ほか、横田真悠、木村文乃、大塚寧々、仲村トオル、松雪泰子が出演している。
薄いブルーのシャツにグレーのパンツ姿で登場した永瀬。作品を観て自身も「泣いてしまって」という永瀬。
全体的に「眩しい、眩しいよ。17歳だからこのピュアさとか、ぶつかり合っていくボタンの掛け違いもあって」と、青春のきらめくような眩しさだそう。
撮影中のエピソードとして、お互いの距離を詰める呼び名の話題が出ることに、永瀬は出口を“デグ”と呼んでいるそうだが、それも出口のスタッフがそう呼んでいることを聞いた永瀬がまだ関係性が深まる前に呼んで驚かれたということや、出口はなぜか永瀬を「“おじさん”」と呼んでいたといい、永瀬は笑いながら「一歩間違えたらパワハラですよ」と、単語を最大限に盛って笑いを誘う。しかしその“おじさん”の「おかげでイジり合いができるようになたので助かりましたよ」といい、その後、フルネームの永瀬廉と出口から呼ばれるようになったとも明かしていた。
“画伯エピソード”もあるそうで、永瀬が描いたものは「作品の涙が引っ込むようなくらいの絵」なのだそうで、突如、「アートは死後に評価されるものだから」と、壮大なスパンの話をしだして、報道陣を爆笑させていた。
“推しシーン”を発表していくコーナーも開催。永瀬は「物語中盤の花火です。お互いがすれ違って、重要なものとして花火が出てくるんです。お互いを思うからこそのすれ違い。だから、僕は花火ですね」とのことだった。
会見では何度も拳を握りながら力説する場面が見られた永瀬。最後に「われわれが心を込めて作った作品が全世界で配信されます。命の物語。恋の物語は全世界共通のテーマだと思います。高校生のゆえのピュアさ真っ直ぐさ、タイムリミットがある、そんな2人が出会って、友情も繊細に描かれています。1つ1つのシーンが、1つの絵のようなカットだったり、観ている人をいろんな気持ちにしてくれる作品だと思います」と、メッセージを寄せていた。
Netflix映画『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』は6月27日より配信予定！
取材・撮影：水華舞 （C）エッジライン／ニュースラウンジ
※詳報
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