舞台『御茶ノ水ロック -THE LIVE STAGE-』(演出:大関真)ゲネプロが29日、東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoで開かれた。
本作は、TVドラマ舞台連動企画の第2弾として立ち上がったバンドに青春をかける青年たちの姿が描かれる。今年1月よりテレビ東京にてドラマの放送がされたり、『月刊コミックジーン』(KADOKAWA)にてコミカライズ、『ビーンズ文庫』にてノベライズされるなど、さまざまなメディアミックス展開。ドラマにも出演したキャスト陣がホームグラウンドである舞台に戻り、当て振りなしの生演奏ライブに挑戦するところが見どころ。舞台チケットは申し込みが殺到し即日完売の勢いを見せているコンテンツだ。
ゲネプロを前に 片山始役:佐藤流司、逢坂翔平
佐藤は本作へ、「舞台では表現としては、しっかりと表現して受け取ってもらうために、すごくテンションの高い、元気で明るい舞台になっています」というと、「音楽好きな方も、舞台が好きな方もひっくるめて楽しんで頂ける作品になっていると思います」と、アピール。
崎山も舞台化へ「舞台に向けてより表現を大きくするというので、より細かく作った上で関係性だったり、舞台ならではの僕たちを観てもらえれば」というと、荒木は「みんなの背中を押せるような役を演じたいなと思います」と、意気込みつつ「バンドマンの面白さというのが作品以外でも出ていて、各パートの関係性というのも見どころの1つかなって思います」と、見どころも。
練習中に絆を深めたことへは、バンド『ダイダラボッチ』の佐藤は「じゃんけんで負けた人が弁当の残りを片付けたり、ジュースを買ってくるというイベントがあったんです。結構、歳上のメンバーがいるんですけど『早く買ってこい!』という声とを出せたりとかロックの絆を感じましたね」と、上下関係なくフランクに話せたというエピソードを。
染谷はドラマのクランクアップ後に久しぶりに集結しても「ドラマをやっていたので、久しぶりのような久しぶりではないような感覚でした」と、懐かしい感覚があったようだ。
そして、佐藤から「演じている方も毎回同じものができないくらいのものです。観に来るみなさまも、ライブと生の感じとかを感じて頂ければ」と、呼びかけていた。
その後、ゲネプロが開催。ロックに賭ける青年たちがバンドを通してぶつかったり、絆を深める姿をキャスト陣が熱演。ライブパートでは、キャストの呼びかけで観客もスタンディングで声援を送ることができる演出も入るなど、ドラマとライブが同時に楽しめる舞台の仕上がりを見せていた。
舞台『御茶ノ水ロック -THE LIVE STAGE-』は30日から4月15日までAiiA 2.5 Theater Tokyoにて全23公演で上演!
■出演キャスト
片山始役:佐藤流司
逢坂翔平
奈良悠介役:前山剛久
藤瀬和也
新田誠役:松本岳
乾慎吾役:宮城紘大
五十嵐隼人
吉原公太
橘蓮
黒岩一馬役:菊田大輔
城崎丈役:大塚尚吾
桐山純哉役:荒木宏文
片山亮役:染谷俊之
アンサンブルキャスト:柳沢卓、村中龍人、榊英訓、大谷誠、三宅良、佐藤雅、時松研斗、奥田将貴