5月15日から7月19日までの期間に展開中の東海・関西・九州圏から箱根を旅する東海旅客鉄道株式会社と株式会社小田急箱根がコラボした『【EX旅パック】箱根に行くならコレ!<フリーパス2日券付き>箱根1泊プラン!』。こちらを利用し夏の箱根をめぐるレポートを続ける。
【前編(夏の箱根を1泊2日で自由に巡る!“あじさい電車”や海賊船が鳥居の中に!な光景も目撃)より】
『【EX旅パック】箱根に行くならコレ!<フリーパス2日券付き>箱根1泊プラン!』では、10を超える箱根の宿からチョイスできる。その中に箱根ホテル小涌園がある。箱根ホテル小涌園といえば、箱根駅伝でも名前を呼ばれることでおなじみの場所だ。2018年1月に1度閉館し、2023年7月に新装オープンしているということもあり、外観を見るだけでも、とにかく綺麗な宿といった印象を受けた。
エントランスを入って目に飛び込んでくるのは手が行き届いた見事な庭園。朝・夕食はビュッフェスタイルで、思わず目移りしてしまうほどのバリエーションに富んでおり、おかわりも気軽にできてしまうため、箸が止まらなくなりそうだった。
さらに、本プランの販売期間内の時期の5~7月は夜の庭園にホタルも飛ぶのだとか。同ホテルのホームページによると、飛翔条件があるそうだが、ちょうどその条件に近い気候だったので、本サイトスタッフも夕食後にホタル狩りに出かけてみた。庭園入口ではランタン型の電灯を無料で貸し出している。電灯を手に、ホタル出現スポットという庭園と蓬莱園という場所をつなぐ「蓬莱橋」へ。
「蓬莱橋」近くまでは道を照らす街路灯が設置されているが、「蓬莱橋」周辺はホタル観賞のためか真っ暗。蛍光塗料で唯一道だけは分かるようになっている。最初は暗闇に目が慣れず見えなかったが、目が慣れるとかすかな淡い光を放つホタルを発見!じっと目を凝らしていると、数匹のホタルが飛んでいる様子も見られ、思い出に残る体験になった。
また、箱根ホテル小涌園に宿泊すると国道1号線を挟んだ向かい側の箱根小涌園ユネッサンも利用できる。箱根小涌園ユネッサンは宿泊当日もしくはチェックアウト後でも入場が可能という。ほかにも、ユネッサン3階部分で繋がっている元湯 森の湯も利用が可能とのことだ。
【後編(箱根・大涌谷で普段は入れない自然研究路を体験!ヴェネチアンガラスや圧巻の庭園も)へ】
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ