アナウンサー・有働由美子、歌舞伎俳優・尾上松也が7月2日に東京・みずほ丸の内タワー内でみずほフィナンシャルグループ『渋沢栄一 新紙幣発行記念イベント』に登場した。
明日7月3日より開始される新紙幣。その新一万円のデザインは渋沢栄一だが、渋沢といえばみずほ銀行の前身である日本最古の銀行『第一国立銀行』を創設したことでも知られていることから、同行ゆかりのある場所で記念イベントが開かれた。
有働アナは明日7月3日より全国放送となる新TVCM『みつけた、みずほの渋沢栄一』に出演。有働アナのCM出演はこれが初だそうだが、CM内ではインタビュアーのような見せ方となっている。
CMと同じ同行の色のワンピース姿で登場した有働アナ。CMへ「これだけ長く生きてきたの初めての緊張感がありました。NHKはCMがなかったですし、CMは見るもので、縁遠い感じがしていたんです」と、いう気持ちだったそう。それだけに準備を入念にし「いろんな演技を求められると思って、いろんな演技論を読んでいったんです。ですが、それは必要ないと言われて(笑)」と、準備は使えなかったそうだがその撮影へ「セットが精緻でビックリしていました。1秒1秒100点をとっていく撮影は初めてで緊張しました」とレポートした。
ちなみにCMではみずほフィナンシャルグループの行員とも話をしたそうだが「半沢直樹みたいなことはあるのかしらと引っ掛けるような問いかけをしたりして」ということもしたそうだが、話を聞いた行員はそんなことはないと輝くような表情とともに話し地得たそうだ。
演技に今後興味は?という問いかけもされたが「以前、三谷幸喜さんの『記憶にございません!』(2019年公開)という作品で、特殊メイクで出演したんです。以降お話がないので、そっち方面に才能はないと思っています」と、苦笑いを浮かべた。
イベント後半には松也が渋沢栄一ルックで登場。実は松也は渋沢栄一と8親等ということが判明し「親近感が湧きましたし、とっても嬉しいです。ご家族の方とも交流もできて、歌舞伎の舞台も観にきてくださるようになって」と、深い交流ができたのだそう。さらに松也は「自分もいつか新札になれるように。夢はでっかく」と、大きく出て有働をビックリさせていた。
渋沢栄一の話題となり、有働アナは「(大河ドラマの)『青天を衝け』で渋沢栄一さんを知って(主演した)吉沢亮さんの好演もあって、いま渋沢栄一が会社に居たら絶対好きになってしまっていると思います」と、吉沢の渋沢栄一に魅入られたのだとか。それでも、松也が生で渋沢栄一の格好で出てきたということで、「渋沢さん像が吉沢さんでしたが、松也さんにきょうから変わりました」と、心変わりもしたと話していた。
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ