俳優・吉沢亮が7月10日から10月29日まで開催される『Immersive Museum TOKYO vol.3 印象派と浮世絵~ゴッホと北斎、モネと広重~』の公式アンバサダーに就任したことが7月1日に発表となった。
この起用背景として、「葛飾北斎は、従来の手法や流派に囚われず、さまざまな画法を学び、生涯浮世絵を探求し続けたと言われています。ポスト印象派の画家、ゴッホもまた、新しい表現を追い求めた結果、浮世絵に出会い、これまでにない色彩表現を作り出すことに成功しました。常識や慣例に囚われず挑戦し、探求し続けた絵師や画家がいたからこそ、絵画が進化していったと言えます。さまざまな役柄に挑戦し、来年公開を控える映画「国宝」では、稀代の女形歌舞伎役者を演じることが決まった吉沢亮さん。歌舞伎の基本動作から浮世絵などの文化背景を学び、新しい表現を探求する姿は、葛飾北斎やゴッホに通じます。今年のイマーシブミュージアム東京は、浮世絵という日本が生み出した絵画と、モネやゴッホの印象派絵画がシンクロする没入空間を作り上げます。力強さと美しさを兼ね備える吉沢さんに、浮世絵と印象派という異なる絵画の魅力や、稀代の作家たちが時空を越えて繋がっていく体験を、伝えていただきたいと思います」と期待を寄せている。
また今回の発表にあわせて、本展にてAIにより、体験者の出身地の象徴的な風景と似顔絵を葛飾北斎風の浮世絵で再現する『AI北斎』を実装することもアナウンス。、「もし北斎が生きていて自分の浮世絵を刷ってくれたら?」ということを感じられる体験になっている。(※本展示の体験料は1回あたり500円(税込))