俳優・吉沢亮が7月8日に東京・ベルサール新宿南口で『Immersive Museum TOKYO vol.3 印象派と浮世絵~ゴッホと北斎、モネと広重~』内覧会・発表会に登場した。
印象派と浮世絵にスポットを当て、印象派・ポスト印象派で知られるゴッホやモネに没入型体験を提供する。吉沢は7月1日に本展公式アンバサダーに就任したことが発表されている。
白一色のコーデで現れた吉沢。本展を一足先に体験し「絵画を体感するというかパワーが凄くて圧倒されました」と、迫力を伝える。
印象派と浮世絵が「絵がぐるぐる回っているのが素晴らしくて、みなさんにもぜひ見て頂きたいです」と、アピール。
トークではアートに感心がある?という問いかけがあり「そこまでは……ですけど、ロケで海外に行ったときに、結構、美術館とかに言っていて、実際に見てみると何も分からなくてもなにか感じると思っています。表現する人間として、インスピレーションを感じているのかなって」ということをしているそうだ。
ほかにも、『AI北斎』なる北斎が自身の絵を刷ったらというコンテンツも体験できる。吉沢の体験する様子も上映されたが出てきたのは女性の絵。吉沢が“美しすぎ”てAIが女性に描いてしまうという結果となりこれには吉沢も笑顔で見守っていた。
そして、「とんでもない体験ができると思います。絵画の世界に自分が入り込むというか。絵画は敷居が高いと思われるかもしれないですが、知識がなくても楽しめるコンテンツになっていると思うので、たくさん楽しんでもらえれば」と、メッセージを寄せていた。
『Immersive Museum TOKYO vol.3 印象派と浮世絵~ゴッホと北斎、モネと広重~』は2024年7月10日から10月29日まで東京・ベルサール新宿南口で開催!
■起用背景
葛飾北斎は、従来の手法や流派に囚われず、さまざまな画法を学び、生涯浮世絵を探求し続けたと言われています。ポスト印象派の画家、ゴッホもまた、新しい表現を追い求めた結果、浮世絵に出会い、これまでにない色彩表現を作り出すことに成功しました。常識や慣例に囚われず挑戦し、探求し続けた絵師や画家がいたからこそ、絵画が進化していったと言えます。さまざまな役柄に挑戦し、来年公開を控える映画「国宝」では、稀代の女形歌舞伎役者を演じることが決まった吉沢亮さん。歌舞伎の基本動作から浮世絵などの文化背景を学び、新しい表現を探求する姿は、葛飾北斎やゴッホに通じます。今年のイマーシブミュージアム東京は、浮世絵という日本が生み出した絵画と、モネやゴッホの印象派絵画がシンクロする没入空間を作り上げます。力強さと美しさを兼ね備える吉沢さんに、浮世絵と印象派という異なる絵画の魅力や、稀代の作家たちが時空を越えて繋がっていく体験を、伝えていただきたいと思います。
※詳報は後ほどお伝えします。
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ