俳優・中村倫也、勝地涼が7月12日より放送となる『キリン一番搾り生ビール』新TVCM『普通かい』篇に出演する。
今年2月にスタートした『一番搾り』の新コミュニケーションでは、「せっかく飲むなら、ちょっといいビール。」というキャッチコピーのもと、今まで何気なくビールを選んでいた主人公の中村が「一番搾り」をこよなく愛する人々との出会いを通して、そのクオリティの高さに気づき、おいしさを再発見するCMシリーズを展開している。
今回のCMの舞台は、とある夏の休日に、中村が同期の仲間たちと訪れたグランピングの施設という設定。バーベキューの準備をする中村たちに、勝地がこだわりの食材をアピールする場面からスタート。分厚い霜降り肉、大きなロブスターを次々と見せられて、「贅沢だねぇ！」とみんなのテンションが上がる中、それに合わせるビールは「一番搾り」だと言われた瞬間、「そこは普通かーい！」とコメントした中村。その発言に対し、「一番搾り」が“普通の顔をして、普通でないビール”であることを知っている勝地が……というもの。
（撮影エピソード記事：中村倫也、勝地涼「キリン一番搾り生ビール」新CM！「メシ食って話しているみたい」）
撮影後に2人へインタビューが行われた。以下、気が置けない2人による主なやり取り。
――「一番搾り」を飲んだ率直な感想や「一番搾り」の印象を教えてください。
中村：「一番搾り」を飲んで浮かぶワードが「きれい」という言葉なんですよ。ビールがすごくきれいで上質な感じがするというか。飲みやすいし、今回のCMのような夏にもぴったりの爽やかな味わいで、個人的には大好きです。
勝地：倫也から「きれい」という言葉が出たなら、俺は「深い」なんだよね。味が深いなという感じがしていて。なのに、夏にも飲めるようなスッキリさがあるというか。料理にも合うから、ご飯を食べている時も飲める印象を受けていて。
中村：それは分かるかも。料理と合うのはすごく分かる。
勝地：実は幼馴染に料理人がいて、「料理人が思う一番（料理に）合うビールって何？」って聞いたの。もちろん、いろんな種類の料理があるけど、「一番搾り」が一番料理に合うと思う、ってその友人が言ってた。
中村：喧嘩しないんだね、きっと。
勝地：そういうことだね。
中村：ですって。勝地調べです。
勝地：勝地調べです。
――撮影の感想をお聞かせください。
中村：すごいリラックスしていましたね。ずっと雑談していました。
勝地：ずっと喋ってました。
中村：僕は仕事のこととかも話しつつ、勝地は基本的に人の悪口を話していました。
勝地：すっごいこと言う。マイクを付けていたから全部聞いてください。悪口言ってない（笑）。
中村：あははは。
勝地：前回も言ったと思うんですけど、倫也とは20代前半ぐらいの時に出会って……。
中村：すごい尊敬してくれていたんです、僕のことを。
勝地：そんなことないよ。お互いにだろ？
中村：憧れていたみたいです。背中を追いかけていたみたい。
勝地：何言ってんだよ（笑）。いやでも、倫也と撮影現場で会えるのが本当にうれしくて。
中村：そうだね。
勝地：もちろん仕事ですけど、仕事じゃないみたいな。
中村：普通にメシ食って喋ってるみたいな話をしていたもんね。
勝地：そうそう。だから、うれしいんですよね。
――勝地さんはそのうれしさから前回の共演CMが放映された時、Instagramで中村さんとのエピソードを投稿されたのですか？
勝地：そうです。でも彼はインスタ見ていないと思うので、内緒ということで大丈夫です。
中村：撮影前日の夜、マネージャーが教えてくれました。
勝地：なんで言うんですかぁ！恥ずかしいんですけど（笑）。倫也と二人きりで飲みに行ったことがあって、お互いの距離がグッと縮まったのも、ちょうどお酒の席だったから感慨深いものがあるんですよね。やっぱり
この年になってくると、10代から一緒にやってきた仲間が、他の仕事に就いたり、役者を辞めたりする中、俺たち何とか頑張ってやってるね、という気持ちにもなるし、別にわざわざ普段から連絡を取り合うわけじゃないけど、こうやって一緒に仕事ができるのは本当にうれしいです。
中村：こんなに冗舌ということは、相当好きなんだね、俺のこと。
勝地：そういうこと。
中村：あははは。
勝地：だから倫也とは、ずっとこの「一番搾り」のCMを一緒にやっていきたいなって思いますよね。
――「一番搾り」を楽しむ、おすすめのバーベキュープランを二人で考えてください。
勝地：山かな。でも、やっぱり川のせせらぎ聞きたくない？
中村：渓流ね。釣りしたいな。
勝地：特に何か喋るわけじゃないんだけど、釣りなんかしながらのんびりして無言の時間もありつつ、夜になってきたら焚き火を囲みながら……。
中村：水切り、上手いの？
勝地：水切り？めっちゃうまいよ。野球やってたからね。
中村：あ、そうなの。
勝地：俺、エースで四番でふ。
中村：エースで四番でふ？エースで四番じゃない人の言い方だね、それ（笑）。
勝地：あははは。
中村：昔、何かの打ち上げで行ったバーベキューで、スタッフさんの一人が家庭用の燻製の機械を持ってきていて、チーズやウインナーを入れて食べたらめちゃくちゃ美味しかった。それを持ってきてほしい。
勝地：じゃあ俺、持ってくね。
中村：あと、「一番搾り」があればね。
勝地：それも俺、持ってくね。
中村：あと帰りの運転してくれる人もほしい。
勝地：それも俺、運転するね。
中村：え、じゃあ飲まないの？
勝地：あははは。やっぱり同世代の俳優と行きたいよね。ちょい下、ちょい上ぐらいの。労ってあげたいじゃん。褒められたいじゃん。
中村：じゃあ、親を連れていくよ。
勝地：お～や？倫也のお～や？
中村：初老だけど、優しいよ。
勝地：別にいいけど。じゃあ俺も親を…って、なんで親を連れてくるんだよ、バーベキューに（笑）。
中村：だめ？
勝地：いや、いいけどね。でも、俺は同世代の俳優で、俺たちここまでよく頑張ってきたなって、お互い褒め合いたい、褒められたい。
中村：あははは。気持ち悪い飲み会だなぁ。
勝地：勝地もよく頑張ってきたよ、ここまで。いろいろあっただろう、勝地。どの時がつらかった？でもよく乗り越えたって言われたい。
中村：じゃあ、勝地が言われたいことを俺が言うから、台本作ってきてよ。覚えていくから。
――そのメンバーでどういうふうに「一番搾り」を飲みますか？
勝地：褒められながら、気持ちよくなりながら、飲む。
中村：心も体も満たされていく。
勝地：もちろん料理も大事ですけど、それよりも誰と飲むかということだと思っているので。
中村：料理も誰と食べるか、だったりするからね。
勝地：そういうことですね。せせらぎを聞きながら、焚き火の音を聞きながら褒められたい。
――CMの「普通かい」というセリフにちなんで、普通だと思っているけど、周りから普通じゃないと言われることは？
中村：自分でも思うのは、洋服を買う時に1ヶ月ぐらい悩むんですよ。自分がこれまで着てきたジャンルの服で、色味とか、確実にこれは似合うと分かっているものはすぐ手に取れるけど、ちょっと違う大人っぽい服とか、これまで着たことがないブルゾンの形とかってなってくると、家に着合わせるものも浮かばないし、これ結局買ったらいいけど、着こなせんのかなって思って、1ヶ月ぐらい悩んじゃう。
勝地：結果買わないパターンもあるってことでしょ？
中村：買わないパターンある。悩んでるってことはいらないんだって、自分で思って買わなくなる。
勝地：なんか堅実だな、生き方が。俺はすぐ買う。
中村：すぐ買うんだ。
勝地：なんか難しいそうと思っても、すぐ買う。
中村：おしゃれだもんね、勝地は。
勝地：まぁね！
■『普通かい』篇
◯CM本編
https://youtu.be/xnfqnGJobnE
◯メイキング
https://youtu.be/MZi3h2LXgyE
◯インタビュー
https://youtu.be/7lWM6iJi8Cg
