アイドルグループ『高嶺のなでしこ』の城月菜央、涼海すう、橋本桃呼、葉月紗蘭、春野莉々、東山恵里沙、日向端ひな、星谷美来、松本ももな、籾山ひめりが7月13日にTOKYO DOME CITY HALLで『高嶺のなでしこ全国ツアー2024“わたし色に染まれ”』ツアーファイナル公演を開催。公演直前に報道陣の取材に応じ、心境などを語った。
クリエイターユニット『HoneyWorks』がサウンドプロデュースを務める10人組アイドルグループ。2024年2月にビクターエンタテインメントよりデビューし、『可愛くてごめん』の公式カバーMVがYoutubeで1600万回再生を突破しており、TikTokでも総再生回数は1.5億回再生を超える話題のグループとなっている。
いよいよツアーファイナルを迎え、籾山は「TGCホールという『高嶺のなでしこ』でも今までにないぐらい大きなステージでパフォーマンスできるのほんとに嬉しいなと思っています。今回の公演は演出の方もすごくこだわってくださっていて、トロッコだったりとか、今までにないものもたくさんやらせていただけるので、とてもドキドキの気持ちです。絶対に成功できるように、そしてもっともっと高みを目指していけるようなパフォーマンスができるように今日は頑張りたいなと思います」と、意気込む。
これまでの公演で思い出深い場所へ橋本は「福岡が思い出に残っていて、私の誕生日の次の日だったんです。ファンのみなさんも私のメンバーカラーにあわせた濃いピンクにしてくださって。メンバーもすごくお祝いしてくれて、すごく嬉しくて。それぞれそこのいろんな地域で、メンバーみんなでご飯に行ったりとかしたので、それがすごく楽しくて思い出です」と感慨深げ。
そんなツアーの現地で“美味しい思い”はした?との問いかけに春野が大きく手を挙げて「仙台の牛タンが美味しかったです!たくさん食べました!!」といえば、城月は「広島でみんなで食べたお好み焼きがとっても美味しかったです!」と、ニッコリ。
ライブ中には7月14日に配信予定のシングル『モテチェン!』もアンコールにてサプライズ披露予定。松本は楽曲のイメージを「恋する女の子を応援する楽曲となっています」という。籾山が振り付けを担当しているそうだが、籾山は、ローカルカンピオーネが「キャッチーな振りを作ってくれて」といい、それをベースにして「足元の振り付けを作ったりしました。女子高生の教室みたいなのをイメージしたり、女の子が服を選んでいる様子だったり、メイクをして可愛くなるっていう、その歌詞に沿った振り付けをたくさん作っています。そこに注目してほしいのと、サビはほんとにキャッチーでとても可愛いので、ライブに来てくださるみなさんにも一緒に踊っていただけたらなと思います」と、アピールした。
ここで記者から振り付けは教えられたら簡単にできそう?とのと声が飛ぶ。メンバーたちからは「覚えたら楽しい」といいローカルカンピオーネが考案した“ガオー”というポーズや、籾山が考えた“ラブ”のポーズがポイントと実演してみせた。また、初お披露目ということことで世間の方々からどう受け入れられるのかは「どうやって観て頂けるか分かりません。緊張もしています」とのことだった。
ライブにはアイドルの大先輩で約半年前に共演もある松本伊代も参加し往年の楽曲『センチメンタル・ジャーニー』も披露するとのこと。楽曲のサビの部分に“16歳”つながりで涼海の名前に替えてくれるそうで「いま緊張しています。でも、いま16歳で本当によかったなって」と、期待と不安にあふれる胸の内を。
そんな松本に星谷は「大きい舞台での目線をどう配っているのか機会があったら伺ってみたいです。ファンの方の心を射止めるのにどこに目を配ってるのかなって」と話したり、日向端は「リハーサル2回で全部把握されていたので、どうやったら身につくのか伺ってみたいです」とのことだった。
さらには、ほかに誰か来てほしいゲストは?との問いかけに橋本は「伊代さんが来てくれたので、(松本の夫の)ヒロミさんと一緒にコラボできれば」と話したり、籾山は「ビクターエンタテインメントのみなさまとかかわる機会が多くなったので、すべてのビクターエンタテインメントの方々にも来て頂きたいですし、私達とコラボしたいと言ってもらえるように」と、意気込みとともに語っていた。
そして東山から、「『高嶺のなでしこ』がもっともっと大きくなれる第1歩として、今日のステージを成功させられるように頑張れたらいいなって思っています。ぜひ『高嶺のなでしこ』を見守っていてください。よろしくお願いします!」と、ステージへと向かっていった。
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ