大西流星 美術スタッフ「ドン引き」させた「“ヒヒ~ン!”」!イベント内でもビビる

大西流星 美術スタッフ「ドン引き」させた「“ヒヒ~ン!”」!イベント内でもビビる1

特効の大きな音を“防御”する大西(撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ)

 アイドルグループ『なにわ男子』大西流星が7月15日に東京・丸の内ピカデリーで主演映画『恋を知らない僕たちは』(監督:酒井麻衣/配給:松竹)完成披露試写会を俳優・窪塚愛流、齊藤なぎさ、莉子、『HiHi Jets』猪狩蒼弥、志田彩良、酒井麻衣監督とともに開いた。

 『虹色デイズ』『アオハル荘へようこそ』を手掛けている漫画家・水野美波氏の累計発行部数120万部超えの同名作の実写映画化。好きな人が親友と付き合うことになった。好きな人を守るため、嘘をついた。「好き」という気持ちを伝えられなかった。そんな、思い悩み、時にはぶつかりながらもそれぞれの“本気の恋”に向き合う6人の高校生たちを描いている。大西は、恋よりも友情を優先して「好き」を伝えられない主人公・相原英二役を演じている。

 イベント内では“告白”にちなんで、「撮影中に言えなかったこと」を告白するコーナーが開催。大西は「いろんな場所でロケーションさせて頂いたんですけど、文化祭のお化け屋敷のシーンですね」とまずは前提を切り出し「実は僕ビビリな一面があって。きょうも(バックパネルが)風船になっていて、めっちゃビビってるんです」。

 これに猪狩が「えっ、なんで?」と尋ねると「いつ割れるか分からないじゃないですか、ビクビクしながら……」と大西。それを聞いて猪狩は「全然大丈夫よ」と、風船をツンツンし大西は「うわっ、やめろ!!絶対やめて~」と、叫ぶ。

 ここまでが前提で「ビビリなので、それをスタッフさんが知ってるのか、お化け屋敷のシーンは扉を開けた瞬間に驚かせる仕掛けが出てくることがあったんです。開ける前にお芝居ですし、『ここで開けたらこういうのが出てくる』と説明してくれるのかなって思っていたんです。でも、それはなく『まずやってみましょうか』ってなって、分かりましたと英二くんになりきって開けたんです。その仕掛けで骸骨が来て、その瞬間は大西流星として、“ヒヒ~ン!”みたいな。仕掛けを担当していた美術さんにもドン引きされるというか。一瞬現場が凍りついて」と、役ではなく自分になってしまったと告白し、猪狩も「あのシーン、ガチビビリなんだ」と、驚く。

 そこで大西は「知っててやったのかどうなのか、監督どうなんですか?」と問い詰めることとなり西田監督は「『あけたら出てくるからね』と言ってはいたんです。予想以上にビックリされながらも演じてくださっていて。私も大西さんの声にビックリしていました」と返す。とはいえそれくらいこだわって作っていたこと自体は大西としては嬉しかったようで「音とかCGとか使うのかなって思ったら、ちゃんと教室の一部屋を美術さんが作り込んでくださっていて。リアルな感じで。そこで出てくるワクワクな仕掛けは注目してほしいと思います」とアピールにつなげていた。

 そのビビリぶりは本イベントの終盤にも観られることに。大西が「この夏は?」と観客たちにコールすると、会場一体となって「恋僕!」とのレスポンスをすると特効とともに紙吹雪が舞う派手な展開に。この特効が吹き出す大きな音に対して、身構える“防御”姿が。とはいえ、“防御”したのは一瞬で、直後に笑顔に戻るプロアイドルぶりを見せていた。

 そして大西から「“恋って何?”がテーマだと思っています。恋にもいろんな形があるなかで追っかける恋、追われる恋、恋を理解できてない恋であったり、いろんなものがあるなかで自分にあった恋を見つけて幸せになっていこうと奮闘していて。6人がいろんなスタッフさんのおかげで描かれている思います。この夏キュンキュンしたいなと思う方は映画館で“恋僕”を観て頂いて最高の夏の締めくくりになればと思っています」と、メッセージを寄せていた。

 映画『恋を知らない僕たちは』は8月23日より全国公開予定!

 ■STORY
 中学2年、親友同士の英二(大西流星)と直彦(窪塚愛流)の学校に、英二の幼馴染・泉(莉子)が転校してくる。英二は幼い頃から泉への想いを胸に秘めていたが、言葉にできずにいるうちに直彦が泉へ告白し、二人は付き合うことになる…。
 同じ高校に進学した3人は、小春(齊藤なぎさ)、太一(猪狩蒼弥)、瑞穂(志田彩良)と出会い、それぞれの恋が動き出す。まだ“本当の恋”を知らない6人の予想外な恋の行方は――。

 取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ