ラウールら大阪でサプライズ「赤羽骨子のボディガード」舞台挨拶!「トラウマ」告白

ラウールら大阪でサプライズ「赤羽骨子のボディガード」舞台挨拶!「トラウマ」告白1

大阪でサプライズの舞台あいさつ

 アイドルグループ『Snow Man』ラウールが7月20日に大阪ステーションシティシネマで主演映画『赤羽骨子のボディガード』(監督:石川淳一/配給:松竹)舞台挨拶 in 大阪に俳優・出口夏希とともに登場した。

 漫画家・丹月正光氏が2022年9月より『週刊少年マガジン』(講談社)で連載中の同名作。とある事情から100億円の懸賞金をかけられ命を狙われることになった赤羽骨子(出口夏希)。大好きな彼女のために、ボディガードとなったラウール演じる威吹荒邦(いぶき・あらくに)に与えられたミッションは、彼女にバレることなく守ることだった……果たして無事にクリアすることはできるのか――。

 午前中には大ヒットを祈願するため難波八阪神社に参詣した2人。続いて2人が向かったのは大阪ステーションシティシネマ。実はこの日は、ラウールと出口の登壇は観客に一切知らされていない、完全サプライズ。

 全国公開前の特別試写会という名目で、観客はここでしか見れない特別映像があると伝えられているのだ。会場の様子を舞台袖で伺っている2人は、緊張と嬉しさが入り混じった表情。ついにMCから特別VTRのアナウンスが入り、会場が静まり返ったところで、「おいおい、せっかく来てくれたのに、特別映像でいいのかよ!」と本作の主人公であるヤンキー高校生・荒邦さながらの影ナレとともに、ラウール、続いて出口の2人が登場!観客からは悲鳴のような大歓声が上がり、突然のサプライズ登壇に驚きながらも大きな拍手で2人を出迎えた。

 興奮さめやらぬ観客を前に、ラウールは「今日は映画を観に来てくださってありがとうございます!短いですが楽しい時間にできたらと思います。今日はよろしくお願いします! 」と挨拶。続いて出口も「本日は来ていただきありがとうございます。大阪で皆さんとお会いできてすごく嬉しいです!本日は楽しんでいってください!」とあたたかい会場に感謝の言葉を述べた。

 MCから早速サプライズ登壇についての感想を聞かれると、「僕は舞台あいさつにトラウマがあって・・・」と話すラウール。実はつい先日都内で行われた完成披露イベント『赤羽骨子FES.』で、キャスト揃って階段を降りて登壇をするという演出の際に、1人だけタイミングが合わず早めに階段を降りてしまったのだ。「今回は登場するタイミングを間違えないように、とてもドキドキしていました」と話すラウールに、出口は「裏でドキドキしている様子を見て、私はにやにやしていました!」と満面の笑み。2人の可愛らしい掛け合いに会場からも笑みがこぼれ、大成功となった今回のサプライズ登壇に温かい拍手が送られた。

 この日は、本作では初となる主演・ヒロインがそろっての地方での舞台あいさつ。さらに、実は今回が2人にとって初めての大阪での舞台あいさつということで、登壇の感想を聞かれると、ラウールは「いつも大阪のみなさんの盛り上がりは楽しみにしていて、今日もとても盛り上がっていただいて嬉しかったです!実は皆さんがエンドロールを観ているときに映写機がある裏の通路を通ってここまでやってきたので、とてもワクワクしました。貴重な経験をさせてもらいました」と、普段通ることのない映画館の舞台裏に興奮した様子。

 出口は「いつも大阪の皆さんの盛り上がりは一味違う印象があって、とても楽しみにしてきました。皆さんとてもにこにこしていて、すごくかわいいです!」と反応の良い観客に嬉しそうな表情を浮かべた。

 そんな開催地・大阪にちなみ、本編に登場するお気に入りのセリフを関西弁で披露するコーナーに。「セリフはまだ覚えていますか?」とMCから聞かれたラウールは「この前まで撮影していたので、もちろんです!」と気合十分。実は登壇直前に関西出身のMCとイントネーションの練習をしていたことを明かしつつ、「間違えてたら言ってください…」と緊張した様子で、「誰かを守るってことはな、その人が大事にしてるもんを全部守るっちゅーことやねん!」と渾身のセリフを披露。完璧なイントネーションに会場から拍手が上がると、「ほなまた」と照れながら会場を後にしようとするラウール。MCから「帰らんといて!(笑)」とツッコミが入り、大阪らしいやり取りに会場は笑いで包まれた。

ラウールら大阪でサプライズ「赤羽骨子のボディガード」舞台挨拶!「トラウマ」告白2

 続いて出口は「威吹くん、クラスメイトを睨んだらあかんでー!」と、まるで骨子そのもの、のような可愛らしい関西弁を披露。観客からは「かわいすぎる!」と大きな拍手が上がり、「これは勝ちましたね(笑)」と誇らしげな表情を浮かべた。

 続いて大阪での思い出を聞かれた2人。ラウールは「去年のツアーで大阪に来た時に、Snow Manのメンバーみんなでお好み焼きを食べに行ったのですが、そのときは口内炎ができていてあまり堪能できず…(笑)今日はたくさん粉ものを食べられました!」とリベンジを果たせてニッコリ。出口も「私もお仕事で何回か来たことがあるのですが、道頓堀でたくさん食べ歩きをしました!片手にカニ、もう片方にたこ焼きを持って、あの有名なポーズをして帰りました(笑)」と関西グルメにまつわる思い出を語った。

 また、この舞台挨拶の前に実施した難波八阪神社での大ヒット祈願の感想を聞かれると、「大きい口を開けた獅子殿の迫力がすごすぎて、襲われそうな感覚になるほどだったので出口さんを守らないとなと思っていました!」と出口演じる赤羽骨子のボディガード・威吹荒邦らしいコメント。これに対し出口は「ウソつけ!(笑)」と笑みを浮かべながら、「(獅子殿は)人が入れるくらいの大きさかな、と思っていたので想像以上の迫力でびっくりしました。無事ご祈祷できたので、映画もヒットするんじゃないかなと思っています」と話すと、それに応えるように会場からは大きな拍手で沸き返った。

 上映後の舞台あいさつということで、続いては本編に関する質問に。注目してほしいポイントについて聞かれると、「僕は3年4組のみんなが一人ひとり紹介されていくシーンがとても好きです。観るほどにそれぞれの個性が楽しめるシーンになっているので、ぜひ何回も観てほしい」(ラウール)、「私も倉庫のシャッターが上がってボディガードのみんなが登場するシーンがとてもかっこよくて大好きです。スピード感がある場面なので、何回もじっくり観返したいです!」(出口)と、個性豊かなクラスメイトの登場シーンがお気に入りと語っていた。

 最後に出口は「こうやって大阪のみなさんとお会いできる機会はなかなかないので、今日は本当に嬉しかったです。ぜひみなさんで『赤羽骨子のボディガード』を盛り上げていってくれたら嬉しいです!ありがとうございました」と感謝を。ラウールは「今日は来てくれてありがとうございました。観ていただいた通り、本当にワクワクできて楽しめる、夏休みにピッタリな映画です。老若男女問わず楽しめる作品だと思うので、ぜひお友達を誘って、この夏一緒に盛り上げてくれたら、嬉しいねん!」と関西弁交じりで熱い想いを披露。会場からは大きな拍手と歓声が上がり、大盛況の舞台挨拶を締めくくった。

 ※記事内画像は(c)丹月正光/講談社 (c)2024 映画「赤羽骨子のボディガード」製作委員会