夏木マリ(65)が5日、東京・銀座のスイスを代表するラグジュアリーレザーブランド・バリー銀座店のPRイベントに出席。国内におけるバリーのキューレターに就任した夏木は「皇居から銀座への入口にバリーがある。銀座のゲートをバリーのハブにして、ここがチャーミングな場所になるようにがんばりたい。やっぱりいいものはいいんだよ、と若い人たちに伝えていけるようにホリデーシーズンまで楽しみたい」と熱烈PRした。
同店オープン2周年を記念して、ブランドのランドマーク的存在であり、イベントスペースでもある同店2階を活用して、1年を通し夏木がミュージシャンやアーティストを招いて、バリーのDNAである遊び心と真髄を独創的な視点で表現していくもの。夏木は「バリーのイメージといえば、父母が靴を履いていた。ハイトラディショナルなブランドのイメージだったが、ルックブックなどを見て、よりたくさんの人に知ってほしいと思った。最初はトラディショナルと夏木マリで何ができるだろうかと考えたが、挑戦してみたいと思った」とやる気満々。
「本来ならバリーも私よりももっと若い方にアプローチしたいと思っているはずだが、私ぐらいの世代がファッションを楽しみながら、本物のよさを伝えていくことが必要なんじゃないかと思う。この場所をバリーがいかにエキサイティングでラグジュアリーなブランドであることを伝える空間にしたい」としみじみ。
プロジェクトを象徴する”バリマリ”のロゴは自ら手描きしたそうで、「夏の漢字、サマー・ツリー、そして好きなリンゴを裏返してみた。絶対に企画通らないだろうと思ったら、通っちゃった。なんで懐の深いブランド」と茶目っ気たっぷりに笑っていた。