スクールアイドルグループ『Aqours』の桜内梨子役の逢田梨香子、松浦果南役の諏訪ななか、黒澤ダイヤ役の小宮有紗、津島善子役の小林愛香が8月2日に東京・台場周辺で開催された『TOKYO IDOL FESTIVAL 2024 supported by にしたんクリニック』(通称:TIF2024)のZepp DiverCityのHEAT GARAGEステージに登場した。
『Aqours(アクア)』とは、大人気となったスクールアイドルプロジェクト『ラブライブ!』シリーズで2015年2月にプロジェクトが発表。静岡・沼津市の海辺の町・内浦を舞台としたオールメディアプロジェクト『ラブライブ!サンシャイン!!』としてスタートした。以降、アニメーションPV付シングル、各種ユニットシングルの発売、16年7月からのTVアニメ第1期、17年10月からはTVアニメ第2期、19年1月の劇場作品の上映。18年年末には紅白歌合戦への出場も果たし、22年6月には2度目の東京ドーム公演を敢行して大盛況となった。活動9周年を迎えた今年6月30日には公式Youtubeにて『ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 9周年プロジェクト発表会』を生配信し、そこで開催時期は未定だが『ラブライブ!サンシャイン!! Aqours Finale LoveLive! ~永久 stage~』にてAqours9人最後のワンマンライブ“フィナーレライブ”を開催することを発表している。
普段は9人で活動している彼女たちだが、この日は4人で。5thライブで着用したHop? Stop? Nonstop!衣装での登場に。逢田から「『Aqours』です!」とあいさつしたが、本サイトスタッフは最後方では途切れ途切れにしか聴こえないほど、場内には観客たちの大歓声が響く勢いの高さを見せた。
フェスということでアッパーチューンな楽曲『届かない星だとしても』から始まったかと思えば、2曲めも『スリリング・ワンウェイ』と、アガる曲を立て続けに。
MCでは4人で声をあわせてあいさつした後に、会場はスタンディングでいっぱいの観客に埋め尽くされているということで「なんかぎゅうぎゅうになってるから、思いやりを持って、でも一緒に熱く盛り上がってくれてありがとうございます!」と、気遣いあふれるメッセージを寄せる。それぞれ自己紹介をしていくなか、小林は“ヨハネ”設定を入れ込んだ「TIFにヨハネ降臨!」と、あいさつして盛り上げた。
「後半戦も盛り上がっていきましょう」と少しスローめな楽曲『SUKI for you, DREAM for you!』をドロップし、ラストは楽曲『勇気はどこに?君の胸に!』をパフォーマンス。
4曲を披露していくなか、4曲とも4人でステージいっぱいに広がったり、左右両方に4人で何度も往復してステージすべてを使い切りながらと、9周年を迎えたベテランのアイドルらしい安定したステージング。さらに、この日に来ていないメンバーの振り付けも取り入れて披露していたりと“9人の存在感”を感じさせるようなステージとなっていた。
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ