人気デュオ『KinKi Kids』堂本剛主演で綾野剛、吉岡里帆、森崎ウィン、小林聡美らが共演し10月18日より公開予定の映画『まる』(配給:アスミック・エース)。作品の場面写真が8月12日に公開となった。
堂本27年ぶりの映画主演作品で荻上直子監督オリジナル作品。美大卒だがアートで身を立てられず、人気現代美術家のアシスタントをしている男・沢田がふと見かけた○(まる)に、浸食され始めるという奇想天外な物語となっている。共演は、綾野剛、吉岡里帆、森崎ウィン、小林聡美、戸塚純貴、おいでやす小田、濱田マリ、早乙女太一、片桐はいり、吉田鋼太郎、柄本明らが出演している。
場面写真では、堂本剛演じる沢田が現代美術家のアシスタントとして働く日常から、段々と○(まる)にとらわれていく様子が捉えられている。
自宅で飼う古代魚の様子を伺い、自転車で仕事場に向かい、現代美術家のアシスタントとして絵を描く沢田の日常。そうやって淡々と日々をやり過ごす沢田に、吉岡里帆演じる沢田と同じ職場で働く矢島は、どこか遠慮しながらも何かを訴えかけるような鋭い目線を投げかけている。そんな日常が一変し、「さわだ」の○が社会現象となっていくが、その正体を知らない綾野剛演じる沢田のアパートの隣人で売れない漫画家・横山は自分と「同類」だと思い込んでいる沢田に近づいていく。
居酒屋のカウンターに横並びで座るふたりの関係性は、〇の影響でどのように変化していくのか。さらに、腕を怪我しコンビニでアルバイトを始めた沢田とともに働く森崎ウィン演じるコンビニ店員・モーが横山と対峙する沢田を心配そうに見つめるカットや、小林聡美演じる野心的なギャラリーオーナー・若草萌子が沢田を諭している様子、〇を突き付けるおいでやす小田演じる沢田の高校の同級生・吉村など、沢田を取り巻く人々との関わりで物語が動き出す様子が明らかに。
そして、広い屋上で様々な大きさ、色の○を描く沢田。〇にとらわれた沢田の行き着く先が、気になる一枚だ。個性豊かなキャラクターたちに巻き込まれ、転がり出した運命の先で沢田は一体何を見つけるのか――?本作の不思議な魅力が垣間見える場面写真の数々となっている。
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