俳優・豊川悦司主演で中村倫也、木村佳乃、清野菜名、高橋克典、清水尋也、白石麻衣らが共演し9月13日よりPrime Videoで一挙全6話配信予定の刑事ドラマ『No Activity』シーズン2。本作のインタビュー&メイキング映像、新場面写真が9月3日に公開となった。
全く仕事をしないベテラン刑事の時田信吾(ときた・しんご)と、その相棒の人たらしな若手刑事の椎名遊(しいな・あそぶ)のコンビが、ありえないような騒動を次々と巻き起こす1話約30分のコメディドラマ。主人公の時田信吾を豊川、時田とコンビを組む自動車学校の教官から警察に転職してきた異色な経歴の若手刑事・椎名を中村が演じている。
メイキングは、13号車や警視庁無線連絡室、ヤクザ同士の抗争シーン等、インタビューは、13号車の時田(豊川)・椎名(中村)・冬花(白石)の3人、無線連絡室の美里(木村佳乃)・阿漓羅(清野)・四角(岡部大)の3人、折原組の折原(高橋)・蓮(清水)の2人の計3組が撮影秘話や裏話を披露する。
豊川&中村&白石組のインタビューでは、時田を演じた豊川は「(この役を)よく受けたねってよく言われました」と、これまで渋くかっこいい役柄を多く演じてきただけに、この役を受けた時の周囲の驚きの反応を明かすと、すかさず中村も「豊川さんもか」と自身も周囲から同様の反応だったことを笑いながら語りました。また椎名を演じた中村は「僕はこれをライフワークにしていきたい」と将来への野望を語りました。また、豊川はシーズン1に続いてコンビを組む中村について、「中村君に対して絶大なる信頼感がありますので、彼にまかせていればいいやくらいの勢いで13号車に乗ってましたからね」と語り、中村は「やりがいをすごく感じながらやっていました」と撮影を振り返った。
今回新キャストとして時田と椎名と行動を共にする冬花を演じる白石は、「監督からイメージは“あいみょん”さんと伝えられて」役作りを行ったことを語ると、豊川は「いるいるこういう感じの人って。自分をちょっとあいみょんと勘違いしてる人」とリアリティさを褒めると、それに中村が「急に矢印強くなったな」とすかさず突っ込み。続けて「(白石の)次回作に悪影響が出てなきゃいいけど」と心配する中村に、「(悪影響が)出てんのは俺たちじゃない?(自分と中村を指さして)」とすかさず豊川が暴露。豊川と同じく中村も、思わず大爆笑しました。また、劇中で時田は冬花に恋心を抱くことから、「白石さんの写真を携帯の待ち受けにして拝んでました。撮影の2週間は、真剣に恋をしていました」という豊川の告白に、白石は足をバタつかせて喜ぶ一幕も。最後に、シーズン2の配信を心待ちにしているファンに向けて豊川は「シーズン1にもましてシーズン2はさらにパワーアップしております。楽しみに待っていてください」と語り、中村は「シーズン2は新たな時田さんの一面と、新たな白石麻衣の一面がふんだんに見られますので、楽しみにしていただければと思います」と締めくくりました。
続けて木村&清野&岡部組。無線連絡室のベテラン職員・美里を演じた木村は、シーズン1の時にじろう(シソンヌ)の隣の控室ではしゃいでしまったことを告白。そして、「どうやらこのシーズン2は控室でうるさくしていた私を踏まえてのあてがきって聞いて」とじろう(シソンヌ)による脚本の裏話を。
また、第3話のあるシーンについては、「意味が分からなかった」といい、3人で顔を見合わせ、最終的には監督にもそのシーンの意味はわからなかったそうで、「意味は分からなくていいって、そんなに深く考えなくていい」と監督に指示されたとのこと。問題のシーンは、清野演じる阿漓羅がカレーの入ったナスを男女関係に例えたことが発端となり、最終的に阿漓羅は婚約者との関係を見直すことまで考え始めるというもので、清野自身も、「会話してるようで全然会話が成り立ってないんだけど、成り立ってるみたいな」と摩訶不思議なシーンの魅力について語りました。
また、シーズン1に続いてメガホンを取った英勉監督に関して、清野は「全部笑って見てくださるので、なんか自分できてるんだって錯覚しながらできるからすごく自信もってやれてます」と語り、四角を演じた岡部も「監督が一番ずっと笑ってくれてるんです。逆に監督しか笑ってない時もあったりするんですけど」と監督への信頼と安心感を明かしました。
さらに、今回美里と阿漓羅にもみくちゃにされる新人四角を演じた岡部は、初共演となった2人について「(相方の)菊田よりやりやすいかも」と仰天発言の後、「四角くんはほんとに真っ当な人間だと思うので今まで生きてきてこういうタイプの人間(美里・阿漓羅)とは出会ってないと思うので、振り回されっぷりをみなさんにぜひ見ていただきい」と語りました。最後に木村は「とにかく面白い。見て笑っていただけたら幸いです」と問答無用の面白さを強調し、清野は「凄い事件を追っているのに、サラッと見られる」と気軽に楽しめるドラマであることをアピールした。
そして高橋&清組。水ヤクザの親分・折原を演じた高橋は、「もう、なるようになれ」という気持ちで臨んだ、と撮影当初の様子を振り返り、自身が演じる折原については、「ちゃんとしようと思ってるけどダメ。そいういう非常にチャーミングな人なんですね。」と魅力的な折原のキャラクター性について熱く語る。
また、折原に憧れる子分の蓮を演じた清水は、蓮の魅力について「すっとぼけている、なんだコイツって、クスッとちょっと気が抜けちゃうようなヤツ」と憎めない彼のキャラクターを説明。さらに、高橋が本番中に急にふざけだすということを清水が暴露すると、高橋は「監督のせいなんですよ。英さんの感じは人を解放させてしまう「不思議なパワーがある」と二人揃って監督が持つ、演者のナチュラルな一面を引き出す人柄について明かしました。
本作の、3人3組が別々の場所でストーリーが進行する特殊な構成について高橋は「これ同じドラマなのかと。3分割ですからね。それがすごく面白い。それでもこれだけストーリーが絡んでて」と構成の妙を指摘するとすかさず清水も「ちゃんとそれぞれに色があって、それぞれがちゃんと面白い」と合いの手を入れ、『No Activity』ならではの魅力について語った。
インタビューの合間で挟みこまれたメイキング映像では、お馴染みの13号車や無線連絡室での撮影シーンが公開。また、時田ら警察が追う折原たちの麻薬取引の抗争シーン・伝説のヤクザ・神の自宅での意外な関係発覚なシーンなど、シーズン1からスケールアップした『No Activity』がうかがえるシーンが多数映し出されている。
■インタビュー&メイキング映像
https://youtu.be/Q7U2DAPO-l4
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