“キスマイ”の愛称で親しまれるアイドルグループ『Kis-My-Ft2』藤ヶ谷太輔が9月11日に東京・有楽町朝日スクエア&ホールで映画『傲慢と善良』(監督:萩原健太郎/配給:アスミック・エース)ジャパンプレミアをW主演を務める俳優・奈緒、倉悠貴 桜庭ななみ 萩原健太郎監督、原作者の辻村深月氏とともに登壇した。
マッチングアプリで出会い婚約した主人公の架と真実。婚約直後、真実が突然失踪し、彼女を探すうち<知りたくなかった過去と嘘>が明らかになっていくというドラマティックな恋愛ミステリー作品。30代になりマッチングアプリで出会った真実と付き合うもなかなか将来を決めない「傲慢」な西澤架役を藤ヶ谷。親の敷いたレールの上で「善良」に生きてきたが婚約直後謎の失踪をとげる真実役を奈緒が演じる。
登壇の際には藤ヶ谷からサプライズで奈緒に花束がプレゼントされ、エスコートをする演出が開催。黒コーデの藤ヶ谷が、後ろ手に持っていた花束を奈緒に笑顔で手渡すと会場は黄色い声に包まれ、ステージから下りる際にも手をとる紳士ぶりで、さらに場内の声はヒートアップすることとなっていた。
ステージに上がって奈緒が「聞いてないよ~」と照れ笑いすると、藤ヶ谷も「サプライズだもん」と返して、会場を沸かせつつ、藤ヶ谷は「架と藤ヶ谷からと思って」と、心境を。これに奈緒も「嬉しいです」とほほ笑みを返し、会場が温かい空気で包まれるなか、スタッフが味気なく手早い行動で花束を下げてしまい2人はビックリしながらもその状況を楽しんで笑い合っていた。
「個人的にも夢が形になる瞬間でドキドキふわふわしています」と本日の舞台あいさつをたとえた藤ヶ谷。作品は映像化が決まっていない小説が発売されたタイミングで購入したそうで、「心から刺さりましたし、いつか自分がやりたいという気持ちはなくて。でも、言霊にしていることで、そうなっていって。原作が好きなので、痛い部分も含めて、香りを残したいし、映画ならではの良さも入れないといけないと思って、結構話し合いをしながらみんなで作っていった感じで。それがいい思い出として残っています」と、思い出を披露していた。
映画『傲慢と善良』は9月27日より全国公開予定!
※詳報記事
・藤ヶ谷太輔 辻村深月氏からの言葉に大興奮で「記者のみなさん太文字で!」強調
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ