前田拳太郎“京まふ”会場で「イケメン」と呼ばれ「やめてよぉ…」!「ふれる。」イベ

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 オリジナルアニメーション映画『ふれる。』(監督:長井龍雪/配給:東宝 アニプレックス)スペシャルステージが9月21日に京都で開催中の“京まふ”こと『京都国際マンガ・アニメフェア2024』ステージで開かれ井ノ原優太役を前田拳太郎、鴨沢樹里役に白石晴香、浅川奈南役を石見舞菜香、長井監督が登壇した。

『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(2013年)、『心が叫びたがってるんだ。』(2015年)、『空の広さを知る人よ』(2019年)を手掛けている長井龍雪、脚本・岡田麿里氏、キャラクターデザイン・田中将賀氏の3人が送るオリジナル長編アニメーションの最新作。同じ島で育った幼馴染・秋(永瀬廉)と諒(坂東龍汰)と優太(前田)。20歳になった3人は東京・高田馬場で共同生活を始める。生活はバラバラながら島から連れてきた不思議な生き物「ふれる」がテレパシーにも似た謎の力で3人を結び付けていたため通じ合っていた。しかし、“ふれる”の隠されたもう1つの力があり3人の友情にも変化が訪れ……。

 以下、公式レポート部分。

 司会の呼び込みによりステージ上に立った4人は、全員が『京まふ』初参加。事前に映画の公開に合わせて復活したラジオ番組「あの花ラジオ」でも顔を合わせたはずの前田、白石、石見だったが、少し縮めたはずの距離がまたリセットされた様子の前田に、白石と石見から「あの花ラジオ」でも登場したあだ名トークが振られる。前田は小学生の頃、「イケメン」というあだ名をつけられていたそうで、先日のラジオ収録の際にその話を聞いていた白石・石見からも促され、会場のお客様とあだ名のコールアンドレスポンスをすることに。「明るい前田拳太郎を入れます」と少し気合を入れた前田が会場に向けて「僕のあだ名はー?」と問いかけると会場からは大きな声て「イケメンーーーー!」と大きなレスポンスが!前田は、当時そのあだ名を呼ばれることが気恥ずかしかったそうで、毎度「やめてよぉ…」とつぶやいていたようだが、当時を思い出しながら渾身の「やめてよぉ…」を添えるとその場は大きな笑いと拍手に包まれたが、前田は「小学生の頃を思い出しました」とはにかんでいた。

 トークパートでは、映画の公開まであと2週間となった今の心境を問われると、監督を務めた長井は「公開まで2週間、まだ不安の方が大きいです。もう映画本編は完成して修正も出来ない、でもまだお客様には見てもらえていない、この期間はとてももどかしい気持ちです」と回答。

 続けて、9/16に実施された完成披露試写会の後、名古屋・大阪と各地のキャンペーンでPRを続けた長井・前田が感想を聞かれると、前田は「名古屋や大阪は、上映前の試写会の舞台挨拶に登壇したので、映画をご覧になったお客様の反応は見ることが出来なかったのですが…東京での完成披露試写会で皆さんが温かい優しいお顔をしていたので、映画をご覧になって楽しんで頂けたのではないかと思っています」と答えた。

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 次に、このイベントで初めて解禁された3枚の場面写真とともにトークが展開される。本編中で秋・諒・優太そして、樹里・奈南が加わり5人の共同生活を送る家屋の描写の細かさについてMCから振られた長井は「何件かこういう古民家のような家をロケハンし、いろんな要素を取り入れて作り上げました。例えばこの場面写真に描かれている家の本棚。これは諒が不動産会社の営業なので、家にも不動産の資料が入ったファイルが置かれてあったり、玄関もよく見ると靴の箱が積まれているのですが、これは優太が服飾関係の専門学校に通っているので、靴がいっぱいあるというところから。細かく描いてみました。」と説明すると、アニメ好きの前田は「何度見ても新しい発見がありますね」と目を輝かせた。

 続いてのコーナーでは、前田・白石・石見が映画『ふれる。』のキャッチコピーを考えようのコーナーも実施。それぞれが考えたキャッチコピーは

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 白石:景色と共に記憶に残りあなたの心に必ずふれるトゲトゲしみじゅわ作品。
 白石はこのコピーを提案した理由として、長井監督の作品って、景色と一緒に物語が残るなと思っていて。『ふれる。』もその通りひとつひとつの描写や、その時の空気感が景色として心に残りやすいなと思ったので入れたかった。トゲトゲはまさに「ふれる」、しみじゅわは観終わった後にこの作品のメッセージを観てすぐだけじゃなくて余韻に浸れる、というところがいいところだと思うんです。映画を何年か後に観たら、その時受け取れる作品のメッセージは今とは違うものになるんじゃないかなと。それをじゅわっと表現しました。

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 石見:知らなかった心を知る。ふれる。
 超平和バスターズ作品の大ファンでもある石見らしいコピー。実は、このコピーには秩父3作品のタイトルが込められている。「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」から「知らない」、「心が叫びたがってるんだ。」から「心」、そして「空の青さを知る人よ」から「知る」。コピーを考えるために思案した石見だが、上手く表現できなさそうだと思い、その分長井監督・脚本の岡田・そしてキャラクターデザイン・総作画監督の田中への愛を存分に込めたコピーとした。

 最後に発表したのは前田:大切なあなたの心にふれたい。
 前田は、作品を見て幼馴染や親友に自分の気持ちとか、悩みを言うのが恥ずかしくて自分で消化してしまうけれど、もっと言葉で伝えてもっと仲いい友達だけど深いところまで触れたくなるような気持ちになった。その想いを込めて作りました。と話す。

 3種それぞれに練られたコピーの勝者は、会場のお客様の拍手の量で決められ、見事石見のコピーが選ばれた。このコピーがいつかどこかで映画『ふれる。』のPRに役立てられる予定なので、是非期待してください。

 最後に、お客様に一言ずつメッセージを述べてイベントは大盛況のうちに終了した。
 <最後のメッセージ>
 石見
 こうしてこの4人で京都にこれてとても嬉しいです。
 この作品は何度見ても心に響く作品。人として大事なことを改めて教えてくれるような素敵な作品になっていると思います。
 観終わった後、『ふれる。』というタイトルがいとおしくなりました。是非、公開を楽しみにしてください

 白石
 何度見ても心にふれてくる、温かくて大切な人にこそ本音で向き合いたくなる作品です。
 本音で誰かとぶつかること、会話をすることが少し怖くなってしまうこともあるけれど、 本音で向き合いたくなる作品です。
 是非劇場でご覧ください。

 前田
 アニメが大好きで、秩父三部作も全部見ていますし、こんなに素敵なメンバーと一緒に(京まふのイベントに)登壇できる日が来ると思っていなかったので、今とても嬉しく思っています。好きだからこそいい作品を作りたくて新しい挑戦をさせていただきました。
 僕はアニメに感動をたくさん貰ってきたので、今度は届けるほうに、笑顔を届けられたらうれしいなと思っています。
 是非映画館でご覧ください。

 長井
 「ふれる」がとてもかわいく仕上がっていると思います。スタッフ一同頑張りましたので、その可愛さを劇場のスクリーンで楽しんで頂けたらと思います。

 日本のアニメーション界を支えている最高のアニメクリエイター、人気と実力、そして勢いを兼ね備えた豪華キャスト、魅力的かつ心に“ふれる”主題歌。この新たな出会いが大きな感動を呼ぶオリジナル長編アニメーション映画『ふれる。』は10月4日(金)全国ロードショー。本作の続報をどうぞご期待ください!

 ※記事内画像は(c)2024 FURERU PROJECT

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