アイドルグループ『NEWS』加藤シゲアキが9月30日に東京・東急プラザ渋谷イベントスペース内で開催される『YOSIGO写真展HolidayMemories-旅の瞬間-』記者発表会に出席した。
スペインの写真家・YOSIGO氏が韓国で40万人以上を動員した展覧会が、日本でも10月1日から12月26日まで東急プラザ渋谷イベントスペース内で開催。ツーリズムとレジャーをテーマに、豊かな色彩と、幾何学的な構図200点以上の作品で世界各地を表現する。
本展のアンバサダーに就任したことからゲストとなった加藤。YOSIGO氏の写真展をめぐってみたという加藤は「噂は事前に聞いていてインスタでも見ていたんです。そして、実際見たら旅に出たような美しい写真の数々に胸がいっぱいになりました」と、気持ちがアガったそう。
「どれも好きで」という加藤に強いて1枚選んでもらうこととなり、ビーチで老夫婦が背中合わせにいる写真。「とても印象的でした。ナチュラルなんですけど、この瞬間を目撃できたのは日常であるような、ないような。これが旅行の醍醐味なのかなと思って選びました」という。これにYOSIGO氏は「これを選んでくれて嬉しいです」と笑い、自身としては「20年後に撮ったと言われてもそうだと言えるような写真なんです」と、普遍性を感じたから写真として残したそうでこれを聞いた加藤も「時間と空間を超えている写真だから惹かれたと思います」と、うなずいていた。
逆に、加藤もYOSIGO氏に自身の写真を見せることも。加藤が見せたのは、1ヶ月前に撮影したという鳥取砂丘のもので、「あらためて砂丘の美しさ、空の美しさを切り取ったらどうなるんだろうって思って。人がいるのもYOSIGOさん的だなって感じています。この日、鳥取で一番熱い日だったんですが、光までそういうのが入るものなんだなって」と話すと、YOSIGO氏からは、「いい写真だなと思うし、私との共通点を感じています。人間をとらえているというのも、すごく表現されているなって。人間より青空が大きく空気感が大きくということを感じています」と、称えていた。
続けて、加藤へ行ってみたい場所は?という質問が寄せられたが、「忖度でもなんでもなく(YOSIGO氏出生地の)サン・セバスティアンに行ってみたかったんです!友人から話を聞いたりして、ありとあらゆる面から気になっていて。小説家という視点からも一人の人間としてもサン・セバスティアンに行きたいです」というと、YOSIGO氏は「じゃあこの後お話して決めましょうか」と誘い、加藤は「嬉しい!予定空けないと!!」と、ウキウキといった様子だった。
そしてYOSIGO氏から「自分の観点で観て頂きたいですし、観た後に自分も撮りたいという気持ちになってくれたら嬉しいです」と、メッセージを寄せ、加藤は「アンバサダーという立場にして頂いて嬉しいです。旅に行けない時間が増えたからこその美しい景色に出会いたいという人も多くて。旅に出ることは大変ということもあると思いますが、YOSIGO展に来れば、旅に行ったような気分になれる写真展だと思います。そこから、実際に旅に行きたくもなると思います」と、アピールしていた。
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ