俳優・坂東龍汰、前田拳太郎が10月4日に東京・TOHOシネマズ新宿でオリジナルアニメーション映画『ふれる。』（監督：長井龍雪／配給：東宝 アニプレックス）初日舞台あいさつに“キンプリ”の愛称で親しまれるアイドルグループ『King & Prince』の永瀬廉、皆川猿時、津田健次郎、長井監督とともに登壇し、司会はフジテレビの佐野瑞樹アナウンサーが務めた。
同じ島で育った幼馴染・秋（永瀬）と諒（坂東）と優太（前田）。20歳になった3人は東京・高田馬場で共同生活を始める。生活はバラバラながら島から連れてきた不思議な生き物「ふれる」がテレパシーにも似た謎の力で3人を結び付けていたため通じ合っていた。しかし、“ふれる”の隠されたもう1つの力があり3人の友情にも変化が訪れ……。
坂東は作品の脚本を読んだ時の思い出として、「読み進めていく中で、今まで関わってきた人たち、お世話になった周りの人たち、自分の大切な友達、学生時代の仲間の顔が1人1人思い浮かんで。あの時こう言えばよかったなとか、ああいう言葉もらったから今こういう自分がいるなみたいなのを、リンクしながら読み進めていって」と、自身の人生の出来事が思い浮かんだそう。
それだけに、坂東は「諒をより生き生きとしたキャラクターにできるように全力で声を当てさせて頂きました。みなさまの心に“ふれる。”作品になってればいいなと思っています」と心境を。
前田は、「生きていく中で、人間関係ってみんな悩んだことあると思うんです。『ふれる。』っていう作品は、いろんなキャラクターが出てきて、いろんな思いを抱えているので、（そのうちの）誰かにはすごく感情移入できるような作品になっていると思います。今悩んでることだったりとか、観終わった後に好きな人とか大切な人に感謝の気持ちを伝えられるような作品になっていると思います。そういう人間関係とかで悩んでる人に見ていただきたいなと思ってます」と、アピールした。
不思議な生き物・ふれるが心に思っていることを伝える能力を持っているということで、もし自身がその力を使えたら？という質問も。これに坂東も前田も「動物と話したい」とも話していた。
オリジナルアニメーション映画『ふれる。』は公開中！
取材・撮影：水華舞 （C）エッジライン／ニュースラウンジ
紙吹雪を拾ってもう一回ふぶかせる