劇場アニメーション「『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』第二章『発進篇』」(監督:羽原信義/配給:松竹)最速上映イベントが7日、東京・新宿ピカデリーで開かれテレサ役・神田沙也加、岬百合亜役・内田彩、桐生美影役・中村繪里子、シリーズ構成を務める福井晴敏氏、羽原監督が登壇した。
『宇宙戦艦ヤマト2199』の続編となる本作では、1978年公開の『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』をモチーフに7章立てで構成されている作品。ヤマトが持ち帰ったコスモリバースシステムが地球にもたらした負の遺産の存在を知った古代進たちヤマトクルー。地球への“反逆”ともとられかねない独断でヤマトの出航を決意するのだが、その先には……。
先月、俳優・村田充(39)と結婚して話題の神田が登場するとあり、福井氏は劇中で古代と森雪の関係が結婚まですんなり運ばないということを引き合いにしながら「結婚は大変だよね」とぼやくと、神田は「素敵なものですよ(笑)」と返し、幸せ全開でトークのスタートを切ることに。
イベントでは第二章のEDが神田がテレサとして歌う『月の鏡』となっていることも発表。「神秘的で温かい曲です。テレサとして歌うというときは自分でも想像できないぐらい大きなスケールで歌わないとなと思って。女神様ということで普通のキャラクターソングといってもミステリアスな感じなのでベールの奥にいるのをどう出そうかと思って」ということが念頭にあったそうだが、羽原監督は「スタッフ絶賛でしたよ。心にしみてくる歌で」と、その出来を褒め称えていた。
さらに、神田には結婚祝として、本作キャラクターデザインの結城信輝氏直筆の森雪と古代の格好をした神田&村田が描かれた色紙がプレゼントされるサプライズも。実は神田以外のほかの4人は事前に知っていて隠すのが大変だったそうで、内田は「エレベーターで会ったときに、『おめでとうございます』と言ったら何か気取られてしまうかもしれない……って思って早くお祝いしたかったんです!」と、あたふたしていたというジェスチャーをしながら裏話を話すと、神田は「家宝にします!」と、ニッコリだった。
「『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』第二章『発進篇』」は24日より全国公開!