中島健人 京成スカイライナー2年ぶり新CMで“京成王子”封印の本人役に

中島健人 京成スカイライナー2年ぶり新CMで“京成王子”封印の本人役に3

 “ケンティー”の愛称で親しまれる歌手で俳優・中島健人が2019年よりイメージキャラクターを務めている京成電鉄株式会社の京成スカイライナー。その最新TVCM『走る先に、夢がある。』篇が11月13日から全国放送となる。

 今回のCMは『京成スカイライナーに乗り込んだ瞬間から、新たな夢は始まっている』がコンセプト。

 中島と京成スカイライナーといえば、これまで中島が利用者をもてなす“京成王子”として出演し続けていたが、今作では2019年の初出演から人気を博してきたキャラクター・京成王子を封印。「たくさんの夢を乗せて走る京成スカイライナー」を利用される方々のシンボル的存在として見てもらえるよう本人役で出演していることが特徴となる。アーティストとして新たなステージに向かって走り始めた中島のひたむきな表情を切り取り、ドキュメンタリータッチの映像で構成している。

 ストーリーは、夢を乗せて走る京成スカイライナーで旅に出るというもの。“役を演じる”ことなく、楽曲創作やダンスなど新たなクリエイションに対して全身全霊で打ち込むリアルな姿を見せる。自身のバックグラウンドとシンクロする設定や臨場感に満ちた映像にも「とても共感するところがある」と語り、思いを込めたナレーションも担当している。

中島健人 京成スカイライナー2年ぶり新CMで“京成王子”封印の本人役に1

 京成スカイライナーに乗車しているシーンの撮影は、京成上野駅と成田空港駅間の通常運行している列車の中で敢行。監督との打ち合わせでは「久々ですね~、新作(CM)は2年ぶりですか。『夢を乗せて走るスカイライナー』っていいなぁ」と、笑みも浮かぶ。

 先頭車両の「5A」座席に中島さんが腰を下ろすと、穏やかな空気の中で本番がスタート。先にスタンバイしていたカメラが長回しで撮影を始めたが、中島は設定上の演技やセリフがないため、本当に旅を楽しんでいるかのような表情で流れていく車窓の景色を眺めている様子が。窓外の景色が街から田園風景に変わったころ、中島のリラックス度がピークに達したのか、静かに歌を口ずさむ場面も。その後しばらくして監督がカットの合図を入れると、中んは「ヤバっ! 普通に口ずさんでたわ!(笑)」とわれに返り、照れ笑いを見せていた。

 窓の外の景色が変わると、中島は「あれ? もうすぐ着いちゃう?」と乗車シーンが終わりに近づいていることを感じ取り「早いなぁ…さすが京成スカイライナー!」と、在来線最速の時速160キロで都心と成田空港を最短36分で結ぶ利便性の高さを実感。短い時間ながらも“演じない熱演”で乗車シーンをスムーズに完了した中島は、両手で「SKYLINER(スカイライナー)」の“S”マークをつくってポーズを決めると、軽やかな足取りで駅のホームに降り立ち、次のロケ地へと向かっていた。

中島健人 京成スカイライナー2年ぶり新CMで“京成王子”封印の本人役に2

 スタジオで撮影が行われたダンスレッスンのシーンやレコーディングシーン。ナレーションの収録も気持ちのこもった語りを披露し「すごいクール!」と周囲が思わず拍手するほど。中島は「あれ? 今までの“セクシー”はどこいっちゃった?(笑)」と反応しながらも、30秒で収めるところを0.32秒オーバー。これを聞いた中島は「絶妙な“間”は崩したくないなぁ…」と悩みながらも2度目の挑戦をして、クリアしていた。

 CM『走る先に、夢がある。』篇は15秒、30秒で11月13日より全国放送!なおこの撮影時のメイキング動画も11月13日午後1時より公開を予定しているという。

 ■動画URL
 https://www.youtube.com/@keiseimovies9725/videos

 ※撮影後のインタビュー原稿
 ・中島健人 京成スカイライナーCMワンシーン増やせるなら?「海外フェス出演」が夢

中島健人 京成スカイライナー2年ぶり新CMで“京成王子”封印の本人役に4

中島健人 京成スカイライナー2年ぶり新CMで“京成王子”封印の本人役に5