（撮影：水華舞 （C）エッジライン／ニュースラウンジ）
“かしゆか”樫野有香、“あ～ちゃん”西脇綾香、“のっち”大本彩乃によるテクノポップユニット『Perfume』が11月27日に都内ホテルで『第53回ベストドレッサー賞』の芸能部門を受賞したことから授賞式に登壇した。
津田の選考理由として主催者側から「声優としての活躍はもとより、俳優としても映画やドラマに引っ張りだこで、さらに映画監督もこなす津田健次郎さん。シックな服装を身にまとった甘いマスクと優しく穏やかで渋みのある声は、まさに“表現者”の言葉にふさわしい大人の男の色気を漂わせるベストドレッサーです」と、説明がされた。なお、津田が受賞した芸能部門はほか声優で俳優・津田健次郎、モデル・MEGUMIが受賞している。
BGMにあわせ会場のレッドカーペットを闊歩して現れた『Perfume』。かしゆかは「このような歴史ある賞を頂けて本当に嬉しいです！」といえばあ～ちゃんも「こんな素敵な賞を頂けて長く続けてきてよかったです」と声を弾ませる。のっちは「結成25周年でこんなご褒美が待っていると思いませんでした」と感激の気持ちを伝えた。
司会から長年の活動でけんかはない？と問われ、のっちは「ないですね。年を経るごとに仲良くなっているし。それに、一緒にステージに立つ戦友として」という気持ちだそう。
海外仕事が多い？という質問にはあ～ちゃんは「日本とは驚くべきほど違います。日本とは一体感が違って、日本はどの曲も愛してもどんな曲が流れもいいねと言ってくれるんですが、海外は素直なので本心でライブにぶつかってきてくれて、“この歌は好きなんじゃね、あんたは分かるよー”という感じで。国の習慣やその特性を知ることが出きますし人気の曲も日本と海外が違っていて。オリエンタルテイストの曲が海外だと人気です」と、説明も。
のっちは衣装について質問され、「みんなに可愛く見えるように無茶苦茶苦労していて切磋琢磨しています。女性に似合うもの男性に似合うものをたくさん考えています」と話していた。
来年以降へあ～ちゃんは「面白いことを積み重ねてきたら25周年になって。今年はいろんな媒体に出演させて頂いて、これまで25年やってきた御縁がつながって、こんな人も応援してくれったんじゃとか、思いを寄せてくれいたんじゃとかそういう機会があって。見えてなかった気付けなかった部分にたくさん気づけて、愛をたくさんいただきました。来年もその愛に恩返しできるようにと思っている矢先に『ベストドレッサー賞』を頂けました！」と、上手いコメントを繰り出し、会場が拍手で沸き返っていた。
一般社団法人日本メンズファッション協会（MFU）が主催する年末恒例のイベントで今年で53回めを迎える。選考方法はジャーナリスト（TV局、新聞社、出版社、専門紙、そのほか）、今までのベストドレッサー受賞の方々から、MFUの会員からのアンケート結果をもとにMFU選考委員会によって推薦を行う。その選考基準としては（1）時代に左右されない主張のあるお洒落をしている人（自主性）、（2）ファッション性のある着こなしをしている人（流行性）、（3）時代的な話題性に富んだ人（時代性）、（4）魅力ある人間性を備えた人（人間性）、（5）国内外を問わず活躍している人（国際性）となっている。
■受賞者一覧
◯学術・文化部門
田中里沙
◯芸能部門
津田健次郎
Perfume
MEGUMI
◯スポーツ部門
富樫勇樹
◯インターナショナル部門
宅見将典
◯特別賞
高橋英樹
取材・撮影：水華舞 （C）エッジライン／ニュースラウンジ
