お笑いコンビ『マヂカルラブリー』野田クリスタルがドラマ&映画『【推しの子】』に出演していることが11月29日に発表となった。
原作・赤坂アカ氏、作画・横槍メンゴ氏による人気漫画『【推しの子】』をAmazonと東映の共同プロジェクトで実写映像化。伝説的アイドル・アイの子どもとして転生するファンタジックな設定とサスペンス要素、“芸能界”という世界を描いた作品。全8話のドラマシリーズをPrime Videoにて11月28日午後9時よりプライム会員向けに世界独占配信、その続きとなる映画『【推しの子】-The Final Act-』を東映配給にて12月20日より全国公開となる。あのは劇中のアイドルユニット『B小町』のメンバー・MEMちょ役を演じる。
野田は作品内での人気キャラクターである覆面筋トレ系 YouTuber・ぴえヨン役で出演。ぴえヨンは、物語の主人公・アクア(櫻井海音)、双子の妹・ルビー(齊藤なぎさ)らとともに芸能事務所「苺プロダクション」に所属する謎の“覆面筋トレ系 YouTuber”。マッチョな肉体に特徴的な高音ボイス、海パン姿にひよこを模した被り物という怪しさ満点の姿とは裏腹に、小中学生に大人気、年収1億円を誇る苺プロダクションきっての稼ぎ頭となっている。
公開されたメイキング写真では、“ぴえヨン”に扮し、見事に鍛えあげられた肉体美を披露する野田の姿とともに、ルビー役の齊藤なぎさ、有馬かな役の原 菜乃華とマッスルポーズを決める仲睦まじい様子が映し出されている。
ぴえヨンが登場するのは、ドラマシリーズ第3話。“初代「B小町」”のセンターとして活躍していたかつてのアイのように、アイドルになることを一途に夢見るルビーだったが、芸能活動は前途多難。アイドルとしての仕事が全く無い中、苺プロダクション現社長・斉藤ミヤコ(倉科カナ)の助言により、事務所に引き入れた元・天才子役女優のかなとともに手始めに YouTube チャンネルを開設することに。そんな彼女たちをサポートするため現れたのが、大人気Youtuberの“ぴえヨン”だった。
野田は、「いろんな“ぴえヨン”候補がいたと思うんです。そこで勝ち抜いたというか、俺の出番が来たかって。数あるマッチョな先輩たちを出し抜いてここまで来れたんだなって。鍛えててよかったなって思います」と自己称賛。同時に大きなプレッシャーを感じながらも役作りのために2ヶ月間で10キロもの体重を減量し、「ありとあらゆる面で“ぴえヨン”に近づこう」と気合十分で撮影に臨んだという野田。「“ぴえヨン”ってすっごい人気なんで、(身体が)仕上がってないと『なんで野田にやらせたんだろう』とか言われると思ったんでえーらい絞りました。パンツがブーメランなんで足のトレーニングもしっかりやって。あと胸筋。あのでっかい胸筋は必ず再現したかったので、もう切れるんじゃないかってくらいやりました」と、完璧な“ぴえヨン・ボディ”獲得に向けたひたむきな努力とこだわりを明かした。
シークレットキャストだっただけに、ついにドラマ配信を迎えて明かせるようになり、「めっちゃ人に言いたくなったけど言えないんで。もうずーっと『俺、【推しの子】出るんだぜ』っていう感じでしたね。誰と会話してても、『まあ俺、【推しの子】出るけどね』っていう(笑)ずーっと心の中でマウントとってました」と、当時の心境を振り返るとともに、「この日のために仕上げた身体、しっかり見てください!面白いよ!推してくれよ、俺を!俺が一番“ぴえヨン”だ!!」と、コメントを寄せている。
※記事内画像は(c)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・東映 (c)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・2024 映画【推しの子】製作委員会