（撮影：水華舞 （C）エッジライン／ニュースラウンジ）
タレント・岡部麟が12月14日に東京・HMV＆BOOKS SHIBUYAで『岡部麟 2025年カレンダー』発売記念イベントを前に取材会を開いた。
今年3月に10年在籍したアイドルグループ『AKB48』を卒業した岡部。カレンダーは岡部自身がデザインを担当しクリエイティブさを発揮していることが特徴。季節にあわせた花々やアイテムを用いたキュートな世界観を表現していたり、本人手書きのロゴやアイメイクにも挑戦している。
今回のカレンダーをリリースできたことへ「『AKB48』のときは自分たちからこういうものを発売ということはなかったのですが、ホリプロさんに入ってから、自分からやりたいことをできるようになって。そこでファンとのお話会のときにファンの方から伝えてくれたうちの1つがカレンダーで、その気持に応えたいなって」ということから作られたそう。しかも、手書きの文字などをはじめとした自身のこだわりを詰め込んでおり、「こういう世界観で作りたいなって思ったので、作ることができて本当に良かったです」と、充実感をにじませた。
そんな本作を作るにあたってエピソードは「2つありまして」という岡部。『AKB48』はCDやビジュアルなど写真家・蜷川実花が担当することが多かったが、それに寄せて撮影できたこと。2つ目は「柏木由紀さんの卒業のときにお花がいっぱいで。自分が卒業を決めたのがその発表がされた時期だったので、参加できなかったんです」という、柏木がお花に囲まれていた感じを出したかったそう。
自身として嬉しかったのが「ご一緒したいなと想っていたアートディレクターの方にお伝えして、ウサギちゃんと一緒に撮影させてもらって」と、ウサギとの撮影だそうだが、「撮影で動物さんを扱うとどれだけ大変になるかということも学びました」と、苦笑い。
お気に入りカット
お気に入りカットの話題を振ると、「夢がかなって嬉しかったのは3、4月のカット。お気に入りは9月のカットです」と違うそうだが、「撮影日に間に合うように、用意をして。自分で作った中でお気に入りのページになっています」とのことだった。
この後、ファンとのお渡し回だが、ここでも『AKB48』時代との違いとして、「グループに居たときは毎週イベントをしていたので、（ファンの方にもメンバーたちにも）こんなに会わないだっていうくらいで、会える機会が楽しみになりました。見てもらえることもワクワクしてますし、はやく褒めてもらいたい（笑）。こんなに褒め褒めしてくれるのは自分のファンしかいないので、きょうはいい気分で帰ろうと」と、ファンへお願いしていた。
また『AKB48』を卒業してから感じていることを尋ねると、「『AKB48』にいた10年間が夢のようだったなって。在籍していたときは当たり前のことでも、いまは基本的にマネージャーと私の2人で現場に行くのですが、どこか一人で戦っている気分で。この世界に入る前の気持ちで生活してます。時間がたくさんできたので、自分で個展にいっていろいろお話したり、友達と一緒にご飯に行く機会が増えて。『AKB48』にいたときとは違う人生が色づいてきたなって」と、心境を。グループだったところから個人活動になり「さみしい？」と記者が声をかけると、「めちゃめちゃ思います。卒業したタイミングはベストで、まだいればよかったとは言いませんけど、先日AKB48劇場がリニューアルして行ったときに、歌って踊っててめちゃめちゃ楽しくて。みんなから発せられるキラキラを浴びたので、素敵なところに入れたんだと感じていました」と、気持ちも語っていた。
今後は「個展とかもやっていきたいので、デザインをやっている人に評価してもらえたら嬉しいです。今年は舞台に出演させて頂きましたけど、もう少しフィールドを広げて、来年は映像作品やバラエティーとかも挑戦していきたいです」と意気込みを語るとともに、カレンダーの出来は100点満点中「200点！全部自分のやりたいものを実現できたからです」と、ニッコリだった。
『岡部麟 2025年カレンダー』は3300円（税込）で発売中！
取材・撮影：水華舞 （C）エッジライン／ニュースラウンジ
3月（提供:ホリプロ）
こうやってハートを作るのに慣れてなくてと苦笑いの岡部
表紙（提供:ホリプロ）
6月（提供:ホリプロ）
7月（提供:ホリプロ）