トナカイの耳を持つようリクエストが飛んだが指でハートを作るように声がかかると耳をつまんだままハートをしてくれるサービス精神おう盛な増田（撮影：水華舞 （C）エッジライン／ニュースラウンジ）
アイドルグループ『NEWS』増田貴久が12月17日に都内で書籍『MASU Styling log』（イマジカインフォス）発売記念会見を開催した。
本書は、雑誌『mina』(夕星社)で増田が約10年間連載していた人気の“私服”連載『MASU Styling』のまとめ本となる。
抽選で選ばれた150人のファンが会場に集結するなか質疑応答が行われた。そのなかで、オシャレだと思う芸能人と、逆にヤバいファッションをしている芸能人は誰かいる？という質問が。
オシャレだと思う芸能人へは、歌手・徳永英明を挙げた増田。「音楽番組でご一緒させてもらうんですけど、私服がかっこよすぎて、会う時にはもう全身チェックしちゃってます。徳永さんの履いてるスニーカーで『僕、そのスニーカー持ってます！！』みたいなお話とかさせてもらってたんです。そうしたらその後、徳永さんが楽屋に呼んでくださってスニーカーをくださって。今まで2足頂きました。お洋服をきっかけでよくして頂いて、交流もあります」と、深いつながりにも発展したのだとか。
徳永のファッションのどこに惹きつけられるのかへは、「こういう大人になりたいなって。レザーの着方とか、デニムの履き方、スニーカーで外したりとか、かっこいい大人のファッションで、大人になったらそういう格好したいなっていうふうに思いながら参考にしてます」と、憧れているそう。
一方、ヤバい芸能人には「『WEST.』桐山（照史）」を挙げる。「桐山は、そう、すごいダサいですね、仲いいんですけど、いつも事務所で会ったりとかすると『僕のファッションどうですか！？』みたいな感じで、向こうから来て。で、『いや、その色味にはこの靴なのなんで？全身黒のシルエットなのに、なんかここだけちょっといろいろ入れちゃったの？』みたいなダメ出しを毎回するっていうのが、もうお決まりの流れで。衣装とかも『WEST.』がバーって並んでみんなかっこいいのに1人だけなんかスタイリストさんにも手抜かれてるなっていう……」と調子よく話しつつ、上記の話は「冗談ですよ」と、自身と桐山の仲だからこその深堀りトークを繰り広げていた。
続けて誰かに本書を見せた？という質問が。すると、「（本書を）配りたいというか、なんかお渡ししたいなって思っていて、とりあえず30冊買ったんです。けど、まだ全部車に乗ったままで。本の世界の常識があまり分かってなくて、明日、発売日じゃないですか。 明日発売日なんで、明日以降に初めてみんなに見せようかなと思って。まだ誰の反応も聞いてないです」と生真面目な一面が。
さらに、そこから話を広げ『NEWS』メンバーに見せてはいないものの、発売の話をした際に、「加藤が作家をしているんですけど、この前、シゲ（加藤の愛称）に“ついに僕もその先生って呼ばれるところまで来たんだな”っていうのを話しはしました。シゲも小山（慶一郎）も、すごいなんか喜んでくれてて。だから『NEWS』の中でこう、作家が2人いるっていう状態にはなりました。だから、“先生”、“先生”、小山になると」と、並べて笑いを誘っていた。
ほかにも、会場のファンからも質問を受けつけ、手にはめている指輪は内側に自身の名前を彫ってもらっているほど手放せないお気に入りのものであるという話や、スタイリングのお悩みなどに返答。司会が時間が来たので区切ろうとしたが、増田は「あっちの方は当たってないから」と、時間めいっぱいまでファンの質問に答え続ける様子が。ファンも感激と緊張を入りじ混じらせ、声を震わせながら質疑を繰り返す。
そのなかで、もう1回成人式をするならどんな服を？という質問が。これに自身の成人式前後の話として、「大人になるし、スーツみたいな綺麗な格好の服を持ってなかったから、僕が本当にファッションを好きになるきっかけになったスタイリストさんに、スーツ買いたいですって言ったんです。そうしたらたぶん20軒ぐらい、いろんなお店に連れてってもらって。最終的に大人になるし、本当にかっこいいものを買おうって言って、プラダのスーツを20歳の時に買って。サイズを直してくれたりとか、手の長さを直してくれたりとかするのを頼んで。2週間後ぐらい取りに行って、成人式楽しみにしてたんです。してたんだけど、成人式行けなかったっていう（苦笑）。で、26歳ぐらいの時に、初めて友達の結婚式で着て、ちょっとパツパツなっててなってて（苦笑）。20歳の時に買ったプラダのスーツが、やっぱ、なんか自分的には 印象的で、ついこの間も同じ、同じプラダのスーツのサイズが1個大きいやつを買いました。たぶん同じモデルのやつ。1年前ぐらいに」とのエピソードも明かしていた。
その後記念撮影では、書籍を持って撮影が行われることに。そこで終わりが告げられたが、増田はイーゼルにかかっていた巨大な書影のパネルと手に持っていた書籍を交換し、大きさでアピール。これにはカメラマンたちも色めき立ち終わったはずの記念撮影が再び再開され、増田のお茶目さ爆発といった様子だった。
『MASU Styling log』は12月18日より3850円（税込）で発売！
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取材・撮影：水華舞 （C）エッジライン／ニュースラウンジ