俳優・永野芽郁、佐藤健W主演で阿部サダヲ、芦田愛菜らが共演し公開中の映画『はたらく細胞』(監督:武内英樹/配給:ワーナー・ブラザース映画)。本作の本編&アクションメイキングを含んだアフタートーク映像が12月18日に公開となった。
漫画家・清水茜氏が『月刊少年シリウス』(講談社)で連載していた細胞を擬人化して描く作品が原作。現在まで数々のスピンオフ作品が発表され続けており、シリーズ累計発行部数1000万部を超えるメガヒット作なっており2018年にはアニメ化もされ人気を博している。永野は赤血球役、佐藤は赤血球とともに体内を守る白血球役となっている。12月13日に公開され13日から12月15日までの初週3日間で動員61万1000人、興行収入8億4400万円を記録し、動員・興行収入共に初登場第1位を獲得している。
主人公の一人・白血球(好中球)を演じる佐藤健と、はたらく細胞たちの最大の敵となる【異常細胞】を演じるFukaseによる、超絶バトルシーンもある。公開された映像では、佐藤とFukaseによるバトルシーンの本編映像のいち部やメイキング、2人が撮影を振り返るアフタートークを収録した特別映像となっている。
白血球を「お兄ちゃん」と呼び、同じく真っ白な姿をしているが、その頬には不気味な血管のような模様が走り、禍々しいオーラを放っている。「かっこいい白血球になりたかったのに…!」と悲痛な叫びを上げるこの細胞は一体何者なのか?細胞たちの「体内史上最大の戦い」が幕を開ける─!!
本映像では、絶叫しながら猛スピードで突撃し、白血球の攻撃を大跳躍でかわしながら反撃に転じるなど、戦闘力の高さを見せつける【異常細胞】のシーン映像も。そんな超絶アクションを披露した Fukase は、「人生史上最も速く動きました」と振り返り、対する佐藤も「すごく速く動いてたよ」と絶賛。
佐藤の本作アクションにかける熱意には並々ならぬものがあり、自ら『るろうに剣心』シリーズの大内貴仁に声をかけ、大内をアクション監督として共に超絶アクションを作り上げていったほど。目指したのは「細胞ならではのアクション」だといい、「普通の人間同士が戦うアクションをこの作品でやってもしょうがないと思っていたので、みんなでアイディアを出し合って、人体の中だからこそ表現できることをアクションシーンに詰め込みました」とこだわりを明かしている。
映像にはワイヤーを駆使した本格的なアクションメイキングの数々も登場し、佐藤と Fukase が全力でアクションに挑んでいたことが確認できる。
撮影現場では、佐藤がアクションの先輩として「もっと(全力)で来ていい」と声をかけ、思わずFukaseが「もっといっちゃっていいの!?」と聞き返すやりとりも。最初は戸惑っていたFukaseも佐藤の熱意に押され、最終的には「出来たんじゃないかな」と手応えを感じていたようだ。
中でも佐藤が見どころとして挙げているのが、異常細胞が白血球の首を絞めるシーン。「『全然遠慮しないで』っていう話をして、本当に僕がただただ首を絞められている 10 秒ぐらいがあるので、そこは注目して見て欲しいですね」と自信をのぞかせている。
また、異常細胞というキャラクターについて、演じたFukaseは「根っからの悪ではなく、自分の運命によって変わってしまった役だったので、悪役を演じるっていう気持ちは無くすようにしていた」と役作りについても言及。そんな異常細胞と真正面から対峙することになる白血球を演じた佐藤は、同情の気持ちがありつつも、白血球の仕事として倒さなければならないという葛藤について語り、「でも、派手なアクションの中に人間ドラマというか感情のやりとりがちゃんと映っているし、伝わる仕上がりになっていたのでそれはすごく嬉しかったですね」と感慨深げにコメントを寄せている。
■『はたらく細胞』佐藤健×Fukase アフタートーク映像 公式 YouTube
https://youtu.be/nYS48MA18yca
※記事内写真は(C)清水茜/講談社 (C)原田重光・初嘉屋一生・清水茜/講談社 (C)2024 映画「はたらく細胞」製作委員会
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