アニメ『アンデッドアンラック』ステージが12月21日に千葉・幕張メッセでの『ジャンプフェスタ2025』内で開催されアンディ役の中村悠一と、出雲風子役の佳原萌枝が登場した。
『アンデッドアンラック』は漫画家・戸塚慶文氏が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載している作品で「次にくるマンガ大賞2020」コミックス部門にて第1位を受賞した話題作。“否定者”と呼ばれる異能力者たちのバトル、数々の伏線が考察を呼ぶ壮大な物語と怒涛の展開がテンポよく展開している。TVアニメも2023年10月から2024年3月まで連続2クールで放送された。
以下、公式レポート部分。
まずは、今年8月に解禁となった“超ティザーPV”が上映され、映像を観た感想をキャスト陣に伺う。中村さんは「お話としてはシリアス度が高めな内容になっています。しかし、一番気になるのは、原作では我々(アンディと風子)が出ているシーンが少ないので……そこもどんな風になるのかなと思っています。」、佳原さんは「雪山に刺さっている剣はジュイスのものなのか……。でも、ジュイスの姿は辺りに見えないですし、気になるところがたくさんありますね。」と謎に包まれた1時間スペシャルの印象を語る。
2025年冬に1時間スペシャルで展開する『アンデッドアンラック』は、雪に包まれた“ウィンター編”と呼ばれる作中でも重要なエピソードが描かれる。そこで、原作の初代担当編集の本田さんがステージに登場し、「クエスト」と称して“ウィンター編”の予習となるクイズを出題。キャスト陣が2つの報酬を得るためにクエストに挑むのだが、全問不正解となった場合には、なんとアニメの制作が中止になってしまうという過酷な条件が出される。観客からのヒントを頼りに、キャスト陣が正解を目指すことに。
クエストでは、キャラクターの行動や特徴に関するクイズを出題し、同時に「否定能力」や「ユニオン」といった『アンデッドアンラック』に登場する様々なキーワードについての解説も行われた。
TVアニメ後半となる18話では、世界が神によって破壊と再生を繰り返し「ループ」しているという衝撃の真実が語られた。不死の否定者であるアンディもループを経験している人物。アンディは自分では死を選べないため、神殺しへの決意を強くにじませる様子が描かれた。そして、アニメTVアニメ22話のヴィクトル戦での風子の行動からも問題が出題され、ヴィクトルに対して効果的な「不運」を呼び寄せた風子の能力の進化について紹介される。さらに、ユニオンを裏切ったビリーに関するクイズでは、彼が作った謎の組織「アンダー」についても紹介される。神との直接対決が迫る中、ジュイスの取った行動が“ウィンター編”の物語の始まりだと明かされ、放送が楽しみになるような作品のヒントがたっぷりと語られた。
そして、観客とともに見事クエストに全問成功したキャスト陣たちに2つの報酬がプレゼントされる。限定品のクリアファイルの配布と、1時間スペシャルの最新情報が解禁となった。1時間スペシャルでは、原作コミックの戸塚慶文先生原案のオリジナルエピソードが登場することが明かされ、アニメでしか見ることのできないアンディと風子のストーリーがウィンター編の中で描かれることが発表となった。さらに、戸塚先生描き下ろしのオリジナルUMAが登場することが紹介され、描き下ろしのUMA「バランス」のデザインが初解禁となった。1時間スペシャルの最新情報に、中村さんが「今後に繋がるようなエピソードになるのかなと楽しみにしています。我々の登場だけでなく、新たなUMAまで入ってくるということで、さらに期待できます。楽しみですね」と語った。
ステージ最後には、戸塚先生からの感謝のメッセージが贈られ、キャスト陣から放送への期待が込められたコメントが贈られた。
中村さん「アニメは一旦終了し、次の展開が残っています。アニメはまだ原作に追いついていないので、引き続き応援を宜しくお願いいたします。ウィンター編も楽しみにお待ちください」
佳原さん「ウィンター編はまだまだ謎がたくさんあります。原作コミックの無料公開を機に、原作を楽しんで、アニメの続きも楽しみしていてください」
原作コミック『アンデッドアンラック』は、まもなく物語のクライマックスを迎える。クライマックスに向けて、「少年ジャンプ+」および「ゼブラック」にて、「『アンデッドアンラック』クライマックスに追いつけ!全話無料公開キャンペーン」を開催。また、2025年1月4日には、コミック最新巻となる24巻が発売となる。そして、アニメ『アンデッドアンラック』は、2025年冬に1時間スペシャルの制作が決定!コミック、アニメともに、今後の続報にもご期待ください!
■超ティザーPV視聴URL
https://youtu.be/0LA-1QWL100
※記事内写真は(c) 戸塚慶文/集英社・アンデッドアンラック製作委員会