俳優・橋本愛主演で2025年3月14日より上映予定で俳優・山田杏奈、臼田あさ美、中村蒼、根矢涼香、久保田紗友、平井亜門、吉岡睦雄、草野康太が共演する映画『早乙女カナコの場合は』(監督:矢崎仁司/配給:日活/KDDI)。本作に映画『私にふさわしいホテル』から主人公・有森樹李としてのんが出演することが12月27日に発表となった。
『早乙女カナコの場合は』は作家・柚木麻子氏が2012年に上梓した小説『早稲女、女、男』が原作。男勝りで過剰な自意識ゆえに素直に甘えることができず、本当は誰よりも純粋で不器用な主人公・早乙女カナコ(橋本)と演劇サークルの先輩・長津田の10年に渡る恋愛模様を中心に、彼女たちと周囲の人々が右往左往しながらも各々が自分を見つめ直していく姿を描いた恋愛奮闘記となっている。
一方、『私にふさわしいホテル』も作家・柚木麻子氏原作の作品で本日より公開。のんは劇中では加代子役で主演しているが、有森樹李は加代子が小説を執筆するための別名義となっている。
今回の発表にあわせ『早乙女カナコの場合は』の超特報映像が解禁。映像ではのん演じる有森樹李が「有森樹李です。よろしくお願いしますね」とあいさつし、それにカナコが満面の笑みで「はい!よろしくお願いします!」と嬉しそうな表情を見せる。『私にふさわしいホテル』では新人作家とピンクの髪の書店員を演じた2人だが、本作では売れっ子作家になった有森と、出版社への入社が決まった黒髪の編集者の卵・早乙女カナコ役で再共演。物語の中で二人がどのように関わり合い、どんな展開を迎えるのか……。
本作は、恋愛をテーマにしながらも、ただのラブストーリーにとどまらない。シスターフッド、社会との葛藤、複雑に絡み合う人間模様を丁寧に描き出し、「恋とは何か」「本当に大切なものは何か」を問いかける。
■YouTubeリンク
https://youtu.be/BZarKAOF80I
※記事内画像は(C)2015 柚木麻子/祥伝社 (C)2025「早乙女カナコの場合は」製作委員会