俳優・山田裕貴が1月15日に都内で『カレーハウスCoCo壱番屋 記者発表会』に登場した。
株式会社壱番屋の“ココイチ”の愛称でも親しまれているカレーチェーンブランドカレー『ハウスCoCo壱番屋』で1月17日より『創業祭2025』を開催。これにあわせて、ココイチ好きなことから昨年ココイチ初のアンバサダーに起用された山田監修メニュー『塩豚角煮ジンジャーカレー』を数量限定で販売することがアナウンスされた。
ジャケット姿で登場した山田。『塩豚角煮ジンジャーカレー』の開発にかかった期間は約1年半と長期のプロジェクトだそう。それだけに喜びもひとしおといった様子で、第一声から熱い思いがほとばしることとなり、「“1年半寝かせたカレー”がようやくみなさんにお届けできるので嬉しいです!2年前にココイチさんにお伺いさせて頂いて、僕の大好きなパリパリチキンの母さんにもお会いできて、23年間食べ続けてきたココイチとの出会いをそこで昇華して頂いて、そこで図々しいお願いでこういうカレーがあったらいいなって。僕ある素材が好きなんですよ。これをメニューにできればと思っていたんですが、それが叶うと思いませんでしたその願いを叶えてくれた、ココイチさんに感謝ですし、その発表の場に集まって頂いて本当にありがとうございます」と伝えつつ、「ココイチの社員なのかなって思ってきました」というほど情熱を傾けたそう。
しかし、この直後、メニュー完成を祝したくす玉を割ることとなったが、上記のコメントはくす玉を割った後にいうべきことだったのでは……という、フライングに気づいて、その場で膝をかかえてうつむき、これに報道陣は爆笑。さらには、商品名発表タイミングも台本では用意されていたようだが、それより前に商品名を口にする……というフライングに気づいて、再びその場で膝をかかえてうつむき、山田の人となりがたっぷりに感じられる姿に報道陣は再び大爆笑だった。
そんな山田だが気を取り直して今回のコラボへ「むちゃくちゃ嬉しいです!自分が子供のころから食べてきたココイチの“山田裕貴が考えたメニューです!”って乗るの本当に嬉しいなって思って。そんなこと夢にも思わないじゃないですか。好きって言ってることって大事だなって」としみじみ。
そのカレーの説明として、「ジンジャーが乗ってるだけではなくて、ルーの中にしょうがが隠し味として入れられてまして。ふわーっとしょうがの香りがして、すごい食欲をそそるというか。トッピングにも合うカレーになりました」とのこと。
流れで実食コーナーへと突入し山田は製品が運ばれてくるとその漂う匂いに「この笑顔を見てくださいよ!」と、にっこにこで迎える。この食レポのために「今日一食目なんですよ」と整えてきたそうでパクリと食べると「あーもうおいしい!」と噛みしめることが伝わってくるような表情を浮かべる。
続けて「ルーから香るしょうがの香りがまだ残ってます。このしょうがを感じるともう一口、味変でしょうがを乗っけながら食べると、甘酢がまた味を変えてくれるんです」とレポートし、「よくこんなん考えたな」と自画自賛のコメントも飛び出す。司会が「監修したの山田さんでは……」とツッコんだが、「このバランスをココイチの商品開発の方が整えてくれたんですよ。お肉の形が『ルーローハンカレーに似ちゃいますから差別化しましょうか?』とか。いろいろ言い出すとキリがないんです。何度も言わせてもらっているんですけど、ココイチに出会ってから母親のカレーは食べていないんです。ココイチのカレーを食べてから『きょうからカレーはココイチがいいって言いまして、そこから母親がカレーを作らなくなったんです。それでも母親の角煮は好きで、母の角煮とカレーが混ざりあった瞬間なんですよ!……それは僕だけかもしれないですけど(苦笑)」と、エピソードも披露しつつ、「本当にみんなにマジでみんなにたべてほしい!」と、見得を切るかのように、しばし目力を強くして、アピールもしていた。
ほかにもイベント内では山田からココイチアンバサダー就任を発表して以降、いろんな俳優仲間から“実は自分もココイチ好き”と告白してくれる人が出てきたそうで、その中には後日解禁なのか「大物俳優さんもいて」と話したり、「北川景子、森崎ウィンくんも楽しみにしてくれていて、ココイチには仲間がいっぱいいます!」とも語っていた。
イベント終盤には、ココイチにちなんだ書き初めも披露することとなり『新商品de革命を』としたためていたが、「僕が俳優としても、今年作品があらたなステージに乗っていくなって感じがしているんです。その新たなステージに、もっとココイチを食べてもらえるような力になれたらと思っています。俺の背中にはたくさんのカレーがついていると思っています」と、意気込んでいた。
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ