舞台『千と千尋の神隠し』7月14日より中国・上海で上演へ!ポスターも公開

舞台『千と千尋の神隠し』7月14日より中国・上海で上演へ!ポスターも公開2

公演ビジュアル

 舞台『千と千尋の神隠し』(翻案・演出:ジョン・ケアード)が2025年7月14日から8月3日まで中国・上海文化広場(上海文化广场)で上演を予定していることが1月20日に発表となった。

 宮﨑駿監督が手掛けたアニメーション映画『千と千尋の神隠し』が、東宝創立90周年を記念し、『レ・ミゼラブル』のジョン・ケアード氏演出により2022年に世界初の舞台化。少女・千尋が引っ越し先に向かう途中、トンネルから八百万の神々の世界へ迷い込むところから始まる物語。人間の世界に戻るためにさまざまな出会いを経て、生きる力を呼び醒ましながら奮闘する千尋の姿を描く。2024年には、3月に帝国劇場で開幕し、4月から6月にかけ国内ツアーを上演、並行してカンパニーが渡英し、4月から8月にロンドン・コロシアムで上演(135公演)された。とくにロンドン公演は、日本人キャストによる日本語での海外上演としては演劇史上最大規模、東宝株式会社主催公演としても史上初の試みとなり、ウェストエンド最大級となる客席数約2300席を連日満席にし、約30万人を動員する反響を呼んだ。

 中国公演での会場となる上海文化広場は、1952年に設立され、主要施設がすべて地下にあるのが特徴で、地下型の劇場としては世界最大の規模を誇る。席数は1949席で、主に国内外の演劇やミュージカル、バレエなどが上演されている会場となる。日本人キャストによる日本語での中国上演としては演劇史上最大規模となる。

 なお、上海公演のキャストは後日発表を予定している。

舞台『千と千尋の神隠し』7月14日より中国・上海で上演へ!ポスターも公開3

ロンドン公演の模様(Credit: Johan Persson)

舞台『千と千尋の神隠し』7月14日より中国・上海で上演へ!ポスターも公開4

上海文化広場

舞台『千と千尋の神隠し』7月14日より中国・上海で上演へ!ポスターも公開5

上海文化広場

舞台『千と千尋の神隠し』7月14日より中国・上海で上演へ!ポスターも公開6

上海文化広場