木村拓哉“ヨドコウ”淀川製鋼所創立90周年企業広告のブランドアンバサダーに

木村拓哉“ヨドコウ”淀川製鋼所創立90周年企業広告のブランドアンバサダーに1

キービジュアル

 俳優・木村拓哉が“ヨドコウ”の略称でも親しまれている株式会社淀川製鋼所の創立90周年を機に展開する企業広告のブランドアンバサダーを務めることが1月21日に発表。あわせて1月23日より木村出演の新TVCM『おさまるな。ヨドコウ』篇(15秒、30秒)が全国放送となる。

 ヨドコウは『ヨド物置』でお馴染みのエクステリア商品や日本を代表する大型施設の屋根材・壁材、業界トップクラスを誇るカラー鋼板等の工業製品を手掛ける鉄鋼メーカー。1935年1月に創業し2025年に創立90周年を迎える。これを機にヨドコウがリブランディングを行い、前例や常識にとらわれずに自由に発想する、チャレンジする“モノづくり企業”であることをいま一度印象づけることをCMを通して伝える。

 映像に登場する大小さまざまな箱は物置や大型施設などの既存事業をたとえたもので、木村が「おさまるな」というメッセージとともに箱の外へ颯爽と飛び出していくアクションを通して、ヨドコウが既存事業や自分たちの限界といった“箱”から飛び出し未来へ向かって挑戦していくのだという決意を表現する。

 それだけにヨドコウ側は「キーメッセージである『おさまるな』には社員を奮い立たせる意味も込められており、この言葉に人の心を動かす熱を宿らせるため、自分の限界に挑み続け多くの人に『熱い気持ち』を届けてきた木村拓哉さんにブランドアンバサダーとして就任していただきました」と説明している。

 撮影現場には、6サイズ(高さ55センチから517センチまで)の箱のうち3番目に小さい箱(高さ90センチ)から撮影を開始。箱は3メートルほどの高い位置に置かれていたが、木村は気遣うスタッフに「大丈夫だよ」と声をかけ、スッと身体を滑り込ませながら準備を完了させていた。

 箱に入った木村がまるでエレベーターのように動く映像を制作。昇降機でカメラを9メートルも上下させるなど、工夫を凝らした仕掛けに興味津々。大きな箱の撮影では、手動のクレーンにセットした大型の照明をカメラとピッタリ同じ速さで動かすスタッフの仕事ぶりに、「先端技術と人の力が共存してる。出来上がりが楽しみ!」と感嘆の声をあげていた。

木村拓哉“ヨドコウ”淀川製鋼所創立90周年企業広告のブランドアンバサダーに3

 そんなスマートに撮影をしていた木村だが音声収録では指定の時間で話すことに「これは難しい」とつぶやく場面も。「あとは編集で調整可能です」というスタッフの打診にも、木村は「大事なセリフだからやり直します」と再挑戦を直訴。身振りをまじえながら気持ちを込めて収録に臨み、OKテイクを獲得すると小さなガッツポーズで喜んでいた。

 撮影後に木村へインタビューが行われた。以下、主なやり取り。

 ――ヨドコウ創立90周年企業広告のブランドアンバサダーに就任した感想をお聞かせください。
 木村:鉄鋼メーカーさんと関わらせていただけるとは思っていなかったので、お話をいただいた時はびっくりしたんですけど…ヨドコウさんが抱いているメッセージは、僕がイメージしていた鉄鋼メーカーさんとはまったく違うアプローチというか、違う言葉を言わせてもらえる広告の内容だったので、それもびっくりしましたし、すごく惹かれる部分でした。自分的に『賛成します』っていうモチベーションをそのメッセージから感じ取ることができたので、本当に自分を選んでいただいて感謝しています。

 ――終始箱の中にいるというとても珍しいCMの撮影を終えた感想をお聞かせください。
 木村:非常にアナログに撮影させていただきまして…広いところは広い箱、狭い箱は本当に狭い箱っていう。この箱を用意してくださった美術スタッフの皆さん、寸分狂わずカメラワークをしてくれた技術スタッフ、あとモーションコントロールカメラっていうコンピューター制御のカメラの真横で照明をやってくださっているのは人なんですよ。先端技術と人の力が混合、共存した撮影現場だったので、出来上がりが楽しみです。

 ――木村さんが「自分の箱におさまらず、勇気を出して挑戦した」エピソードを教えてください。
 木村:CMはいろんな広さの箱が存在していて、すごく心地いいスペースだったり、広いスペースだったり、ものすごい窮屈だったり、そういうシチュエーションを設定してやらせてもらったんですけど…自分の箱ってある意味、テリトリーみたいなものだと思うので、そのテリトリーに入ってくる人には安心して接することができるし、そのテリトリーから一歩踏み出すのはよほどの覚悟がないと厳しいと思うんです。でも個人的に新しい作品に参加させてもらう時は、自分のテリトリーから一歩そちらの方にお邪魔するのが、毎回の作業になっていると思います。ひとりで考えると頭でっかちになりがちですけど、自分ひとりしか決断する選択肢がないかって言ったらそうじゃないと思う。支えてくれる人は周りにいっぱいいるから、しっかり目を見てその方たちが求めてくれる自分っていうものを感じ取ると、踏み出す一歩をどれくらいの歩幅にするか、選択するときの材料になると思う。頭の中で『どうしよう…』って歩幅を決めるんじゃなくて、周りにいてくれる方たちの熱を感じ取りながら『ひとりじゃない』っていうのも忘れてほしくない。きっとそこには仲間もいるだろうし、先輩もいるだろうし、後輩もいる。そういう方たちをもっと感じてふみだしてみるのもいいんじゃないかと思います。

 ――「自分の箱から一歩をふみだしたい」という方々に木村さんからアドバイスをお願いします。
 木村:意外という印象を持たれるかもしれませんが、今まで新しいことに挑戦する時、常にプレッシャーはありました。でもやらないで後悔するのが苦手で、新しいこと、次に向き合うべき作品には一歩ふみだしてみて…その結果が今なのかなって、俯瞰の目線を持った場合は言えるかもしれません。新しいことに挑戦する時には不安な気持ち、プレッシャーはあると思うけど『挑戦してみる』っていうすべての方たちを応援したいと思いますし、僕もそうしていきたいと思っております。木村拓哉の“拓”は開拓の“拓”です。『失敗を恐れず、箱におさまるな!』という言葉を贈らせていただきます。

 ――新TVCMをご覧になる視聴者の皆さまへメッセージをお願いします。
 木村:このたび、ヨドコウ創立90周年企業広告の顔としてブランドアンバサダーに就任させていただきました木村拓哉です。僕が終始、箱の中に入っているという一風変わったCMですが、新しい企業理念を掲げ、今後ますます挑戦し続けていくヨドコウの決意、それと共に挑戦する人の背中を後押しする力強いメッセージにも、ぜひ注目してください。

 TVCM『おさまるな。ヨドコウ』篇は15秒と30秒で1月23日より全国放送!

 ■動画公開
 https://www.yodoko.co.jp/cm

木村拓哉“ヨドコウ”淀川製鋼所創立90周年企業広告のブランドアンバサダーに2

スポンサーリンク
借金問題解決

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする