“キンプラ”こと劇場アニメーション『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』(監督:菱田正和/配給:エイベックス・ピクチャーズ)初日舞台あいさつが10日、東京・新宿バルト9で開かれ一条シン役・寺島惇太、太刀花ユキノジョウ役・斉藤壮馬、香賀美タイガ役・畠中祐、十王院カケル役・八代拓、鷹梁ミナト役・五十嵐雅、西園寺レオ役・永塚拓馬、涼野ユウ役・内田雄馬、菱田監督が登壇した。
前作は“キンプリ”の愛称で親しまれ昨年1月より上映され、ファンの熱い後押しからロングランとなり、のべ48万人が来場するという一大ムーブメントを巻き起こした作品の新作。なんと本舞台あいさつの抽選申し込みには約2万件の応募があり、急きょ全国ののべ55館でのライブビューイングがされ、韓国でも同時中継されるという大反響のスタートを切ることとなった。
初日を迎え寺島は「ついにこの日がやってきたかと。去年の1月に見た景色とは、すごい……ものすごい増えてて、1年半ぐらい歩んできた作品が積み重ねてきたというか」と、万感といった表情で菱田監督も「あのときエーデルローズで登壇したのは5人くらいだったから、7人集まるのは生まれて初めてなんです!ようやく集まれました」と、感動といった様子。
本作公開前には本劇場+全国5ヶ所で試写会が開催され、キャストがそれぞれ行った思い出を披露。名古屋に行ったという寺島&五十嵐ペアへ寺島は、「五十嵐くんをいつも縛り付けてくださっているマネージャーさんがこの日は来てくださらなくて、解き放たれた野獣が(笑)」というと、五十嵐が取材に来たインタビューアーと盛り上がりすぎて“共鳴”したと説明し、五十嵐も「信者になってくださった!」と、してやったりという表情を浮かべる。
そんな五十嵐を見ながら寺島は「次の日が福岡で(内田)雄馬とで雄馬優秀だなって」と漏らし笑いを誘う。しかし、当の内田はこの日、キャストたちが事前にジャケット着用を打ち合わせていたにもかかわらず、1人だけ「俺だけ『ロックで行くよ』って。きょうは暗黒面を出そうと思って」と、違う格好をしていたため、八代から「どこが優秀なんです(笑)!」とツッコミが入り客席からは拍手まで沸き起こるほど盛り上がっていた。
さらに、イベント中には寺島から「みんなに言いたいことがありま~す!」とアナウンスすると今年10月21日に幕張メッセ 幕張イベントホールにて『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』スペシャルイベント『KING OF PRISM SUPER LIVE MUSIC READY SPARKING!』(昼・夜の部を予定)なるものの開催発表。こちらには本日の登壇者に加え大和アレクサンダー役の武内駿輔も加わったプリズムスタァ候補生による胸キュンライブステージとなることも予告された。
このことへ、寺島は「このメンバーに武内くんも加えてライブができるということで、やっぱり楽曲が素晴らしいものだったのでライブできたらいいよねと言っていたので嬉しいですよ」と喜ぶと、斉藤は、「西(プロデューサー)さんから『踊れますか?』って」と、ダンスもありそうなコメントも飛び出す。五十嵐は「いまから体力つけてるんですよ!」と、すでに準備に入っているようだった。
ラストはそれぞれ思いを述べつつ、客席バックで菱田監督のリクエストで「7人でそろったらやってみたかったことがあるんです。(ファンを含めた)僕らは8番目のメンバーなんです」と呼びかけ、「READY SPARKING!」の掛け声で、舞台あいさつを締めていた。
劇場アニメーション『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』は10日より絶賛公開中!