“かしゆか”樫野有香、“あ~ちゃん”西脇綾香、“のっち”大本彩乃によるテクノポップユニット『Perfume』が1月22日に東京・虎ノ門の新ニッショーホールで映画『ショウタイムセブン』(監督:渡辺一貴/配給:松竹 アスミック・エース)ジャパンプレミアを俳優・阿部寛、生見愛瑠、吉田鋼太郎、渡辺一貴監督ともに登場した。
2013年に韓国で製作された映画『テロ,ライブ』が原作。テレビの生放送中、爆弾犯と命がけの交渉に挑むキャスター・折本眞之輔(阿部)の姿を描いたリアルタイム性の高いサスペンスを描く。現役キャスター・安積を竜星涼、新人アナウンサー・結城を生見、視聴率第一主義のプロデューサー・東海林を吉田が演じている。『Perfume』は本作主題歌で新曲『Human Factory -電造人間-』を歌唱していることや作品にも本人役で出演していることから登壇となった。
イベントが開始となると、会場は暗転し予告映像上映後にスクリーンがあがってキャスト陣がスタイリッシュな雰囲気をまとい登場し、会場は拍手であふれかえることに。
3人でおなじみの『Perfume』のあいさつをしたあとに、かしゆかからは「ハラハラする緊迫感の中で本人役で出演させて頂けて嬉しいです。どこで出てくるか楽しみに観て頂ければ」とアピール。
『Perfume』にとって14年振りの劇映画出演となるというがあ~ちゃんは「劇中に出てくるのが11年ぶり……11年ぶり?14年じゃった(笑)」と笑いつつ「それくらい(映画出演が)久しぶりなので」と、ほほ笑んだ。
のっちは「本人役なので役作りの必要はなかったんですが、とっても緊張した私達が見られると思います」とのことだった。
そんな撮影へは、緊張感が漂っていたそうだが、かしゆかは「現場の雰囲気が音楽の現場はとは全然違って。現場はスタートまでガヤガヤしないんです。どんどん緊張が高まっていく感じで。だから、フリを間違えたり動きをまちが間違えた時に……」というと、あ~ちゃんが続きを引き受け、「そうじゃね。言いづらかったね」と頷いてしみじみ。そこであ~ちゃんが音楽の現場と、映画の現場の違いをジェスチャーを多数取り入れ話すこととなり、「音楽の現場はみんなごそごそしてて『よしいくよ~!』ってなるんですけど……」というと司会の荘口彰久が絶妙なタイミングで、「で、映画の現場は?」と振ると、あ~ちゃんは「シーンで」と、そのやりとりを楽しむ様子もありつつ、「目をまんまるにするタイミング何回もあったよね。緊張感もあいまって結果いいふうになってましたわ」と、オチのようなコメントをして爆笑をさらう。
のっちは「なんで『Perfume』にと思ったんですけど、“そういうことね”と観て頂いたら意味が分かると思います」とアピールしていた。
作品にちなんで、「阿部寛にお願いしたいこと」を制限時間内に生交渉するコーナーも開催。あ~ちゃんは自身の家の天井が外国人向けに作られているからか3メートルほどと高く引っ越してからカーテンを1度も洗濯できていないということで、阿部にカーテンを外してほしいとお願い。しかし阿部は「机の上に椅子を置いてどうぞ」とこれをやんわりと拒否することに。
一方、かしゆかが『Perfume』の自己紹介を阿部を含め4人でやりたいとお願いすると、阿部は承諾。始める直前になって、阿部は「やめていいですか」とつぶやいたが、そこは荘口がフォローし、けっかやることとなり阿部は自身の部分は「寛です」と、加わってしっかりやりきって会場中が沸く結果となっていた。
映画『ショウタイムセブン』は2月7日より全国公開!
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ