藤ヶ谷太輔 銃を構える「幸せカナコの殺し屋生活」新場面写!監督に提案エピソードも

藤ヶ谷太輔 銃を構える「幸せカナコの殺し屋生活」新場面写!監督に提案エピソードも2

 “キスマイ”の愛称で親しまれるアイドルグループ『Kis-My-Ft2』藤ヶ谷太輔が、俳優・のん主演で矢本悠馬、山崎紘菜、菅井友香、菅田俊、木村多江、渡部篤郎ら共演し2月28日より配信予定のドラマ『幸せカナコの殺し屋生活』。本作の藤ヶ谷の新場面写真5点が公開となった。

 漫画家・若林稔弥氏による4コママンガ『幸せカナコの殺し屋生活』(星海社COMICS)が原作。上司からのパワハラに耐え切れずブラック企業を退職した主人公・西野カナコ(のん)が待遇の良さに魅了され、殺し屋に入社。人を殺すことにためらいながらもクールな表情のバディ・桜井(藤ヶ谷)と活動していくうちに隠れた才能を開花させ、凄腕の殺し屋へと成長していくコメディ。ヤクザの親分や巨大犯罪組織を狙うのではなく、身近にも存在する”理不尽”をカナコは狙う。ブラック企業のOLとして数々の理不尽な経験をしてきたカナコが依頼人に寄り添い、パワハラ上司、悪質クレーマー、嫁をいびる姑たちをサクサク殺していく姿が共感を読者に共感を呼んでいる作品だ。

 藤ヶ谷が演じる桜井はセリフのほとんどが「殺すぞ」という、ぶっきらぼうで不愛想なキャラクター。しかし、凄腕の実力を持つ殺し屋という設定。一方で、後輩となったカナコを心配するなど案外面倒見の良い一面があったりと、さまざまなギャップを見せる原作でも人気が高いキャラクター。

 公開された場面写真はどれもクールな表情で、銃を構えているものも。カナコと出会ったことで果たして2人はどのようなバディになっていくのか?

 天真爛漫でおしゃべりなカナコとは対照的な寡黙な桜井を演じるにあたり、台本では「殺すぞ」という一言のみのセリフに加えて「……」という無言のセリフも多かったという。“無言を演じる”という慣れない演技について藤ヶ谷は、目線や仕草で細やかに演じることで意味を持たせることを特に意識したという。

 「『殺すぞ』の一言で桜井はなんとなくこういうことが言いたいんだろうなって、カナコや視聴者の方に伝わるようにしたかったですね。結構難しかったです。ただそこにいるだけじゃ意味がないから、“どうして桜井はそこにいるのか”というのを言葉を使わずにどうやったら伝えられるかな、というのはすごく考えたしやってみたし、監督にも聞きました」と振り返っている。

 また、桜井のイメージはより寡黙だと感じた藤ヶ谷が自ら監督にセリフを減らすことを提案したというエピソードも。監督はこの藤ヶ谷の提案にすぐにOKを出したそうで、現在の桜井のキャラクター像が作り上げられていったという。

 ※記事内画像は(c)DMM TV (c)若林稔弥/星海社