俳優・高橋克典が2月26日に都内で『李錦記オイスターソース党 結成&新CM発表会』に登場した。
中華調味料ブランド『李錦記』(リキンキ)を販売しているエスビー食品が、李錦記オイスターソースの魅力を伝えるため高橋を党首とした『李錦記オイスターソース党』を立ち上げる。これにあわせて高橋が“党首”、“伝統派”、“革新派”の1人3役を務めた新WEBCM『濃厚な愛を宣言』含めた3篇が2月26日より配信となる。
高橋はCMでの“党首”の赤衣装で登場し、党首としてさっそく情熱的な演説をぶちかますことに。さらに、『李錦記』キャラクターのパンダくんとともに、お祝いのくす玉割りが行われ、会場は和やかな雰囲気となった。
今回の話が来たときに、自身の実家が横浜で輸入業を行っていることから「もともと好きな調味料ですので、お話を頂けて嬉しくて」と親しみがあったものだったため喜びひとしおだったそう。
「料理は時々思い立ったときに。自分で食べたいものを食べたいときに。おいしかった料理を食べたときに真似して」と普段から調理するそうだが、オイスターソースも、「家に常備していて、簡単においしい料理ができるんですパワーも尽くし。鶏肉の美味しさとか、豚肉のオイスター炒めとか、ブロッコリーの炒めものにとか、カキフライにかけてみたりとか。濃厚さが好きなんです。味も複雑になっておいしいです」とバリエーションも多いそうだ。
CMでは、“伝統派”の役作りをする際に横浜で自身が見てきた料理人を参考にしたという話や、“濃厚な愛”にあわせて自身の濃厚な愛は?と問われ、「接するものにはすべて濃厚な愛を遠みますが、家族はとくにオイスターソースの濃さと同じくらい(笑)」と、ユーモアたっぷり。
続けて、人生をコク深くしてくれるものは?と問われ、「役者という仕事は役をいままで以上に理解してコク深くやるか。それと、新しいことも取り組んでいかないといけないので、伝統と革新にも共感を感じています」といい、具体的には、「今まで自分がやってきたことは常にこれが最後だと思ってやってきてその先に未来があると思っていて。若い世代との交流とかを開くような新しい楽しみ、新しい良さを取り込んでいくことをすごく期待しています。いま時代劇をやらせていただていますが、古さとともに、新しいストーリーとか。カツラの技術も伝統と革新を感じるときがあったりするんです」と、熱弁をふるった。
昨年12月に還暦を迎えた高橋。若さの秘訣を問われ「オイスターソースです」とリップサービス。さらに、芸能界で長く活動する秘訣は?と問われ即答で「それは分かりません」と、苦笑い。それでも、「僕らは一人でやってるように見えるかもしれませんが、スタッフ・キャストのチームの代表なんです。そのおかげでここにいられるんです。若いときは自分の人生のためにやるけど、年を経ると、コミュニケーションの大事さを感じてそれが積み重なっているという感じがします。みんなで良くなろうという意識はあるかもしれません」と自分なりの思いを持って活動している様子を窺わせていた。
ほかにも、高橋いわく「ちゃちゃちゃちゃちゃっとできます」というオイスターソースとブラックペッパー、ごま油、きゅうり、豚肉薄切り卵黄を混ぜることで楽しめる『コク旨うどん』を実演することも。実食すると口をもぐもぐしながら「んんんーん!(意訳:おいしいです!)」と発音し報道陣も思わず笑ってしまう者が続出するお茶目さ全開な姿を見せ、「コクと香りがありますから」と、アピールも忘れず。その後、退出の際には李錦記のパッケージをきちっと閉めたり、『コク旨うどん』のお皿を持って退出と礼儀正しくその場を後にしていた。
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ