舞台『IMPACT』(構成・演出:滝沢秀明)製作発表記者会見が3月9日に都内で開催され佐藤新、基俊介、鈴木大河、影山拓也、松井奏、横原悠毅、椿泰我による7人組男性グループ『IMP.』が出席。さらに同席した松竹株式会社 上席執行役員 演劇本部副本部長 演劇製作部門担当の西村幸記氏から舞台への思いなどが語られた。
『IMP.』初の主演舞台で、構成・演出は滝沢秀明氏が務める作品。5月1日の愛知公演の名古屋・御園座を手始めに、石川、広島をめぐる3都市での公演となる。ちなみに、御園座といえば滝沢氏が2018年に出演者として最後の公演を行った場所。そんな本舞台はショーと芝居の2部構成で届けられる。
西村氏は、「この作品“インパクト”は、もう本当に衝撃的なタイトルでございます。この演出を滝沢秀明さんにお願いして公演をさせていただく次第です。みなさんご存知かもしれませんが、『IMP.』のメンバーは滝沢さんの主演舞台で、本当に一緒に舞台を踏んでいます。さらに『IMP.』のみなさんは、世界配信のデビューをしてから全国ツアーの最中で(所属事務所の)TOBEさんのライブで東京ドーム公演をされたり、音楽シーンでの活躍もすごい。さらには、それぞれのメンバーが、映画やテレビやCMや舞台、そういったところで活躍して、芸能の幅を広げている中で、満を持しての主演公演と言うことになります」と、本公演と『IMP.』のこれまでをざっと振り返る。
続けて西村氏は、滝沢氏の最後の主演舞台が御園座だったことに触れ「今度は『IMP.』のみなさんと一緒に滝沢さんが演出家として新たな一歩を踏み出す。そういう公演になります」と、公演の位置づけを。
また、名古屋では今年7月に名城公園にオープン予定の『IGアリーナ』があり「こちらのオープニングアクトということで、滝沢さんが演出・構成をなさるということも、発表されております。この春はさしづめ、名古屋の町は、“滝沢フェスティバル”っていうような形になって、日本全国に発信していくという形になってくると思います」と、本舞台の規模だけではない様子を窺わせつつ、「我々は、滝沢さんの手掛けたステージを拝見いたしますと、何か必ずサプライズがあるんですよ。“こんなもの今まで見たことがない!”というような、この見たことがないものが客席に熱量を生んで、それが感動へと繋がる。それが滝沢さんの演出の舞台の特徴で今回も我々とても楽しみにしております」と期待を寄せていた。
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ