山田裕貴 森本慎太郎に「日本アカデミー賞」壇上で「大きくなりましたね」

山田裕貴 森本慎太郎に「日本アカデミー賞」壇上で「大きくなりましたね」2

 俳優・山田裕貴が3月14日に東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪で開催された『第48回 日本アカデミー賞』授賞式にて話題賞のプレゼンターを務めた。

 『日本アカデミー賞』は「日本映画人による日本映画人のための日本映画の祭典」として、俳優・スタッフを顕彰する賞となっている。山田は昨年2024年の『第47回日本アカデミー賞』の話題賞で俳優部門を受賞したことから、今年の話題賞のプレゼンターを務めた。

 今年の話題賞は作品部門を『帰ってきた あぶない刑事』を受賞したことから舘ひろしと柴田恭兵、俳優部門に『SixTONES』森本慎太郎が輝いたことから3人がステージに。

 この3人に向けて、山田は『あぶない刑事』の2人へ「みなさまおめでとうございます。大先輩にどのような『あぶない刑事』を見させて頂きまして、長いこと俳優を務めていらっしゃって先ほど失礼ながら年齢を調べさせて頂いたんです。そうしたら70歳を超えていらっしゃると。軽妙なアクションや、ショットガンをぶっ放す2人を見て、僕もそんなような長く輝ける俳優になりたいなとお2人を見て思いました」と、今後の活動へ励みになったという。

 続けて、森本へは「あえて慎太郎と呼ばせてください」と、前置きすると、2012年にテレビドラマ『GTO』で2人同じクラスの生徒役を演じたということを引き合いに、「13年前にたぶん慎太郎が14、15歳のころ僕23歳で(年齢が)差があるのに、同じクラスでしたね(笑)。大きくなりましたね。本当に素晴らしい俳優さんと思っています」と、祝辞を寄せる。

 そして、山田は「舘さん、柴田さんと共演できるように、また慎太郎と共演できるように頑張りたいと思います」とスピーチを終えコーナーを締めくくった。

 また山田は最優秀音楽賞の発表プレゼンターの際に上原ひろみの“代打”として出演し、「代打です」とぶっちゃけて会場を盛り上げていたが、この模様をつぶさに眺めていたものがいた。それは映画に長年貢献した人物に贈られる会長功労賞を受賞した木村大作監督。木村監督は歯に衣着せぬコメントを連発して、会場を沸かせ続けていたが、そのなかで「山田裕貴さんみたいにユーモアに富んだコメントをしないと」と、褒められており、これに席から立ち上がった山田は深々とお辞儀して、感謝の気持ちを伝えていた。

 文:水華舞
 ※記事内写真は(c)日本アカデミー賞協会

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