越山敬達「すごくすごく幸せな気持ちです」「第48回 日本アカデミー賞」新人俳優賞スピーチノーカット

越山敬達「すごくすごく幸せな気持ちです」「第48回 日本アカデミー賞」新人俳優賞スピーチノーカット1

 俳優・越山敬達が3月14日に東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪で開催された『第48回 日本アカデミー賞』授賞式にて新人俳優賞に輝いたことから登壇。15歳にして壇上で堂々たるスピーチを見せた。

 『日本アカデミー賞』は「日本映画人による日本映画人のための日本映画の祭典」として、俳優・スタッフを顕彰する賞となっている。越山は映画『ぼくのお日さま』の演技が評価された。

 「(場内の)1500人のみなさん、こんにちは。越山敬達と申します。本日はこの素晴らしい賞を頂けたことを、すごく嬉しく光栄に思います。ちょうど1年前に京都で撮影をしている時に、この授賞式のテレビ放送を見まして、まさか1年後僕がここに立っているとは思いもしなかったので、何でしょう……不思議な気持ちと同時に、すごくすごく幸せな気持ちです。『ぼくのお日さま』は何でしょう……僕が本当にゼロの状態での撮影だったので、たくさんの出会い学び、経験。ほんとに貴重な物を頂いたと思ってます。中でも監督そして、共演させていただきました池松壮亮さんから頂いた、どんな状況でも仕事を楽しむという力は、今、僕がこうして活動をしている すべての基盤になっているのかなと思ってます。僕は今15歳で、あとちょっとで中学校も卒業なんですけど、映像の世界にはこう入り直した気持ちで、これから(プレゼンターを務めた)役所広司さんの言葉を胸に一歩一歩大切に歩んでいきたいと思います。ありがとうございました」

 文:水華舞
 ※記事内写真は(c)日本アカデミー賞協会