俳優・板垣李光人が3月14日に東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪で開催された『第48回 日本アカデミー賞』授賞式にて新人俳優賞に輝いたことから登壇した。
『日本アカデミー賞』は「日本映画人による日本映画人のための日本映画の祭典」として、俳優・スタッフを顕彰する賞となっている。板垣は、『八犬伝』、『はたらく細胞』、『陰陽師0』の3作品の演技が評価され授賞となった。
「今回このような大変光栄な賞をいただけたのは『八犬伝』、『はたらく細胞』、『陰陽師0』という素晴らしい作品との出会いと、そして今まで携わらせていただいた作品の数々。そして何よりも身近で支えてくださっている方々のおかげです。本当に自分はすごく幸運なご縁に恵まれているんだなということを今、痛感しております。この素晴らしい景色と先ほどの(プレゼンターを務めた)役所広司さんの言葉を胸に、またこの場所に戻って来れるように一層精進して参りたいと思います。そして時に、自分を見失って彷徨ってしまうもう1人の自分に“あなたの居場所はここでいいんだ”と。この場所から確かに誰かに作品を届けることができるんだということを伝えたいです。本日は本当にありがとうございます。幸せです」
文:水華舞
※記事内写真は(c)日本アカデミー賞協会