TVアニメ『前橋ウィッチーズ』放送直前!AnimeJapan スペシャルステージが3月22日に東京ビッグサイト内の『AnimeJapan 2025』WHITE STAGEで開催され赤城ユイナ役の春日さくら、新里アズ役の咲川ひなの、北原キョウカ役の本村玲奈、三俣チョコ役の三波春香、上泉マイ役の百瀬帆南、ケロッペ役の杉田智和が登壇。フレッシュさあふれるステージで、作品の魅力の一端を伝えた。
『前橋ウィッチーズ』は、群馬県前橋市を舞台に、魔女を目指す5人の高校生の魔女修行を通しての成長物語を描くオリジナルアニメーション。そのオープニング主題歌『スゴすぎ前橋ウィッチーズ!』は音楽プロデューサー・つんく♂氏作詞で、作曲にTORIENA氏、編曲に岸田勇気氏が担当している。
開演時間となるとポップな楽曲『スゴすぎ前橋ウィッチーズ!』がBGMとしてかかるなかカラフルさが目を引く春日、咲川、本村、三波、百瀬の5人が飛び出してきて「ワクワクが伝わるように頑張ります!」など、意気込みを。そこから5人はまだ魔女見習いということで、“ベテラン”の杉田を呼び込む。すると杉田はケロッペ人形を肩にかついで存在感を大きく放った登場となったが、これまで幾度も参加しているAnimeJapanステージながら「AnimeJapan初参加の杉田智和です」と、ジョークを交えて笑いを誘いつつ、気持ちのうえでは5人と同じフレッシュな気持ちで立っていると伝えた。
ステージでは作品の新たなゲストキャラクターとそのキャストが公開。魔女見習いの修行をするお花屋さん「ドリーミードリーミーフラワー(仮)」に訪れる膳栄子(ぜん・えいこ)役に芹澤優、三葉凛子(みつば・りんこ)役に東山奈央、保坂優愛(ほさか・ゆあ)役に鬼頭明里となったことがアナウンスされた。
このキャラクターが1人1人明かされていくなか、東山の話題となった際に、杉田がアフレコ時に、「台本のチェックの仕方までウィッチーズの5人に教えてて。“なんていい人なんだ!”って感じて」と感じ入った裏話を披露すると、本村も「『ここはね、こうやって読むんだよ』って教えてくださって」と、東山の面倒見の良さを窺わせるようなエピソードが飛び出すことも。
続けて、キャストによる作品の“ここがスゴい”のアピールタイムへ。三波は、「県庁や観光地、食べ物もたくさん出てくるんです!前橋にいらっしゃる方は、懐かしい気分になったりされるのではないかと思いますし、知らない方は新しい気持ちで楽しめると思います。アニメも前橋も楽しめます!」。
咲川は楽曲面を挙げる。とくにOP『スゴすぎ前橋ウィッチーズ!』は「中毒性が高くて、前橋って歌詞やフレーズがたくさん入ってるんです。よかったらみなさんも、私たちと一緒に歌ってほしいです」とのこと。
本村はNHK朝の連続テレビ小説『虎に翼』やアニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』のシリーズ構成を務めている脚本家・吉田恵里香氏が本作のシリーズ構成を務めていることに触れ、「キャラクター同士の人間ドラマを、最後までドキドキしみながら楽しんで頂ける作品だと思います」といい、「友達を眺めているような気分で観てもらえれば」とも。
百瀬は「キャラクターデザインや衣装の可愛さ」がポイントといい、劇中の5人のキャラクターの衣装は「白が基調ですけど、メンバーカラーが入っていてフリルがついていたりして」と熱を込めて話す。すると杉田が、5人の個性も衣装に「結構、再現されています」と、さりげなく補足した。
そして、杉田。本日登壇の『前橋ウィッチーズ』の5人が「役や作品に誠実に向き合っていることです」という部分が大きなポイントと話す。続けて、「本村さんがステージに立つ前に、“私はキョウカ、私はキョウカ”と言っていて、それだけ役に向き合っていて。私はそれを見てとても嬉しいです」と明かすと、本村は照れ笑い。
さらに杉田は、「各話ごとに『前橋ウィッチーズ』の1人1人がクローズアップされて、好きになっていくと思います。まだ、動き出したばかりの産まれたての仔鹿のようにプルプルとなっている5人ですが、楽曲をパフォーマンスしているときの動きを見てるとすごいんです。いまから見て、“古参顔”するチャンスですよ!」と、5人の背中を温かく押してしめくくっていた。
TVアニメ『前橋ウィッチーズ』は4月6日よりTOKYO MX、BS11ほかにて放送予定!
■メインスタッフ
原作・制作:サンライズ
監督:山元隼一
シリーズ構成/脚本:吉田恵里香
キャラクターデザイン原案:ユウ イナミ
キャラクターデザイン:立花希望
美術監督:阿久澤奈緒子
色彩設計:忽那亜実
撮影監督:藤田賢治
音響監督:長崎行男
音楽:羽深由理
音楽制作:バンダイナムコミュージックライブ
アニメーション制作:SUNRISE Studios(サンライズスタジオ)
製作:バンダイナムコフィルムワークス
PROJECT MBW
文:水華舞
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