2018年5月16日に急性心不全のため逝去した歌手の西城秀樹さん(享年63)を偲び、USEN-NEXT GROUPの株式会社USENで、追悼特別番組『K-33 臨時特集7』が放送している。
番組内容は、『ベスト・セレクション・シャッフル』と題し、これまでにリリースされた西城秀樹さんの名曲の数々を、毎日、0:00~、3:00~、6:00~、9:00~、12:00~、15:00~、18:00~、21:00~から3時間、シャッフル放送で、6月17日(日)24:00まで届けている。
USENの広報を担当しているUSEN-NEXT HOLDINGS広報部マネージャーの清水さやかさんに追悼番組を企画した経緯などを伺った。
「USENでは、かねてから著名な方の訃報を受けて、追悼番組を立ち上げています。タイムリーに立ち上げるため、チャンネル編成などを担当しているコンテンツプロデュース統括部のメンバーがレーベルやアーティスト事務所とやり取りをしています」
お客さんの反応は、「追悼番組の聴取率はとれないため、リクエスト数での話となりますが、小さな子からご老人まで知られる西城秀樹さんだけあって、リクエスト数は前日比3倍となりました」。
配信曲の選定は名曲を中心にしているそうで、詳細は、下記URLへ。
http://music.usen.com/channel/k33/
西城さんは1972年3月『恋する季節』で歌手デビュー。翌年5枚目のシングル『情熱の嵐』がヒットチャートのベストテン入り、次作『ちぎれた愛』は、ヒットチャートの初1位に輝き、一躍トップアイドルの仲間入りを果たした。『激しい恋』、『傷だらけのローラ』など激しい振り付けやエネルギッシュな歌い方で若い女性ファンを魅了し、国民的歌手としてその名を馳せた。同時期にデビューした、歌手・郷ひろみ(62)、野口五郎(62)とともに「新御三家」と呼ばれた。
また、1973年から12年間、ハウス食品の『バーモントカレー』のCMに出演し「ヒデキ、感激!!」、「ヒデキ、ご機嫌!!」など数々のキャッチコピーでお茶の間の人気を呼んだ。さらに昭和を代表するホームドラマ『寺内貫太郎一家』にレギュラー出演。松竹映画『愛と誠』で映画初主演と、俳優としても活動。
1979年に発表した28枚目のシングル『YOUNG MAN(Y.M.C.A.)』では、アルファベットのYMCAを体で表現する振り付けが幅広い世代に親しまれてミリオンセラーに輝き、80年代には『ギャランドゥ』などもヒット。
歌手として、俳優としても抜群のタレント性をもって明るくエネルギッシュに昭和の歌謡界をリードした西城秀樹さん。2度も脳梗塞に倒れながらも、リハビリを続け芸能活動への本格復帰を目指しておられました。
氏の功績に敬意と追悼の意を表すとともに、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
■西城秀樹 追悼特別番組
放送日時:2018年5月17日(木曜日)18:00~ 6月17日(日曜日)24:00
チャンネル名:K-33 臨時特集7 西城秀樹 追悼特別番組
放送媒体:USEN440/SOUND PLANET/music AirBee!/SOUND PLANET-i/SOUND PLANET-i HOME MIX
番組内容:3時間番組(シャッフル放送)
番組情報サイト:http://music.usen.com/